No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

庭で菊が咲いた

2024-11-18 | 風景・自然



突然、庭に菊が咲いた。モノクロ写真だから分からないけど、黄色い小さな花だ。これは裏庭ではなく、玄関前の小さな場所に咲いた。Googleレンズで調べると、「シマカンギク」と出る。今まで咲いていたものが咲かなかったりする一方で、それまで無かった花が突然咲くこともある。不思議なものだ。気が向いたら、食卓に飾ろうと思う。


X-PRO3 /  XF90mm F2.0LM WR
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ヤマモミジの遊歩道

2024-11-17 | 風景・自然




秋田市の旭川ダム公園という場所だ。山奥の何もない場所だけど、この時期はヤマモミジが美しい。最近は訪れる人も増えたので、平日の仕事の隙をついて見に行った。結果的に午後の光が美しく降り注いでいた。

X-PRO3 /  XF16-80mmF4 R OIS WR
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先走って赤く染まる

2024-10-29 | 風景・自然

裏庭の葉が赤く染まった。全体的に染まったわけではない。写真の枝だけ真っ赤になり、あとはまだ青々としている。陽当たりの問題ではないと思う。どんな環境であっても、必ずそういう先走った葉(とか花とか実)が出てくる。裏庭の無花果(いちじく)もそうだった。ひとつだけ突出して早いのである。人間の世界だって同様かもしれない。先走った誰かが何かをやり、例えそれが失敗でも、あとに続く者がいる。進化とか変異もそういう生物の観測気球的な動きが最初にあるのかもしれない。まあ裏庭でそんなこと考えても仕方ないか。


X-PRO3 /  XF90mm F2.0LM WR

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裏庭の空、そして楽曲発表

2024-10-26 | 風景・自然


写真は裏庭の空。突然寒くなり、ストーブを用意したところ、何故か暖かい日が続くようになった。猫の性格みたいな気象だと思う。さて、少し前にも道祖伸人形の写真を掲載した。以下リンクの9月24日の記事である。雨振りで川が増水していて、越水しそうだった。もし道祖神人形が流されてしまったら悲しむ少女がいるだろうか、と思いつき、ジョークの作詞をした。川に流された道祖神人形を嘆く歌で、まあまあの出来だった。でも考えてみれば秋田県は大雨災害の直後であった。大雨の被災者の方がいるのに不謹慎ではないか、そう不安になった。ネタにする話ではない。その時点では被害情報は入っていなかったが、丁度能登地方が大雨に襲われていたタイミングだった(後に大被害が判明する)。そこで僕は詞を相当マイルドなものに変更した。面白味は消えたが、リンク先の記事として掲載した。ブログを見た方の反応も薄かったので、失敗したなあと思っていた(笑)。


そんな折、詞に自動的に作曲してくれるAiアプリを紹介しているブログ記事を拝見した。そこで作られている曲は驚くほどクオリティが高く、そのまま発売されてもおかしくないレベルだった。もうお分かりだと思うけど、僕も真似してアプリで作曲した。わずか数分で驚くクオリティのものが出来た。「道祖神」を音読出来なかった(ひらがなにすれば良かった)のが、たまに傷だけど、本当に驚いた。

しかも!!。作詞も2番~3番になると急にクオリティが上がる。これは僕が作ったのではなく、Aiが僕の意を汲んで、僕の乏しい言葉とは段違いの表現力で勝手に作ったものだ。もはや怖くなる。ジョークで10分くらいで作った作詞が立派な(?)曲になった。凄い、もう一曲!と思ったら、無料で作る枠は終わってしまったようだ。課金してまで作るのは・・・。お遊びはこのくらいにしよう。



恋の道祖神

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花よりアケビ

2024-10-18 | 風景・自然





今年の我が家の裏庭は色々と変化があった。最大の変化は無花果(いちじく)の大量収穫である。生で食べたり、コンポートを作ったり、チーズとオリーブオイルと合わせワインの肴にしたり、かなりの数を食べた。もう終わり、もう終わりと思っても、今だに実が熟すから弱っている。最近では鳥でさえ飽きたのか、盗まれることもなくなった。もう一つは、何故かアケビが大量収穫されたことだ。アケビは勝手に生えてきたもので、例年何個か実をつけてはいた。それが今年は一気に大量発生。先日十数ケ収穫したが、まだまだ大量に実をつけている。これまた食べるのに困るので、人にあげたりしている。試しに食べてみたところ、ほんのりとした素朴な甘みが口に広がった。料理に応用するまでは至っていない。

そんな「団子」の豊作をよそに、例年咲く向日葵は咲かなかったし、昨年剪定した薔薇も殆ど咲かなかった。だから今回の薔薇の写真は他所で撮ったものだ。畑もやっていないのに、裏庭は食べ物を収穫する場所になりつつある。

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今年も妖しい彼岸花が咲いた

2024-10-08 | 風景・自然
<帰宅直後の彼岸花>



<翌日>



以下にリンクを貼ったのは、昨年10月に裏庭で彼岸花が咲いたときの記事だ。裏庭で彼岸花が咲くのは、いつも僕が出かけた時であるという内容だ。大抵は他の場所で彼岸花を撮ったときであり、まるで花が嫉妬しているようだとも書いている。今年は僕が伊豆に行っている間に咲いた。昨年よりも多少早いとはいえ、ちょうど彼岸花が咲く時期ではある。だから僕が出かけて不在の時に、花が咲いても全く不思議はない。頭では分かっているけど、どうしても偶然とは思えない。何かの力のように思えてならない。

事前に連絡をがあり、彼岸花が咲いたことは知ってはいた。それでも旅から戻った夕刻、薄暗い中で彼岸花が浮かび上がっている姿を見ると、少し怖かった。翌日に明るい陽の下で見れば、普通の彼岸花ではあった。



X-PRO3 / Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical(帰宅当日)
X-PRO3 / XF56mm F1.2R WR(翌日)
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裏庭トワイライトふたたび

2024-09-06 | 風景・自然

いきなり昭和感丸出しのタイトル(笑)。今更ながら気づいたことがある。天候(気圧?)が大きく変わる際には、美しい夕焼け空が出現し易い。晴れの日が暫く続いた後に、悪天候が迫っている場合とか。逆に悪天候が回復し、明日から快晴になる場合とか。少し前に真っ赤な夕焼け空を見てから、空の様子が気になって仕方ない。夕方早く帰宅した際は、空の様子を気にしてチェックするようになった。

これまで僕は、夕焼けというものには必ず予兆があると思っていた。空とか雲が紅に染まりそうな雰囲気は何となく分かるものだ。薄く色づき始めた空を見れば、今日は良い夕焼けになりそうだと期待に胸を膨らませる。グレーのどんよりとした空の時は、夕焼けに発展することはないだろうと諦めていた。実のところ、これが当てにならなかった。直前までグレーの陰鬱な空で偽装し、ある瞬間に突然紅に染まる時もある。今回の空もそうだった。全く油断していたところで、ふと見ると外は綺麗なマジックアワーを迎えている。またしてもギリギリ(既にピークは越えて終焉間近)の時間であり、裏庭から撮るのが精一杯だった。

僕は夕陽を撮ることに拘っているわけでもない。たまたま見かけた空が美しかったら写真を撮るだけであり、毎日常に外を注視することもなかった。気づかぬうちに美しい瞬間は訪れ、それを見逃していたのだと理解した。ちなみに、この画像は加工を施したものではない。本当にこういう色なのだ。美しいものは特別な場所や瞬間だけではなく、日常に内包されていることを知った。

X-PRO3 /  XF16-80mmF4 R OIS WR






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裏庭の夕焼け小焼け

2024-08-20 | 風景・自然
朝晩はめっきり涼しくなる東北地方。夜は天然クーラーよろしく快適に寝ることができるようになった。でも昨日は夕方になっても蒸し暑かった。エアコンで涼みながら夕方の一時をダラダラと過ごしていた。ふと気づくと、外は妖しい夕陽に染まっていた。こんな時にカメラ片手に外にでも出ず、涼しい室内で寛いでいたなんて、写真撮り失格である。慌てて飛び出したものの、夕日は腐りかけの肉のような状態だ。すでにピークを超えて香ばしい匂いを発している。もう出かける時間は残されていない。結局、裏庭から撮るしかない。人様の家屋を背景に写真を撮らせて頂いた。とにかくそのとき現場に居なくては写真は撮れない。改めて実感した。

X-PRO3 / XF23mm F2R WR
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真夏を見つけた日

2024-08-18 | 風景・自然



向日葵、カブトムシ(クワガタ)、スイカ、麦わら帽子。入道雲、水泳ゴーグル、麦茶、蝉の抜け殻。何歳になっても真夏の象徴は変わらないものだ。子供の頃はその全てを手に入れていたけど、いまは半分くらいしか手に入らない。それでも真夏の一丁目一番地の向日葵を見て、やっと今年の真夏を見つけることが出来た気がする。

X-PRO3 /  XF16-80mmF4 R OIS WR
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お盆の空には何かいる

2024-08-13 | 風景・自然
田園風景の向こうに虹が出ていた。切り取ったバームクーヘンのような形の虹だった。この時期はふとした拍子に上空を見上げる機会が増え、そこで美しい何かを見つけることがある。亡くなった猫たちに「ちゅーる」を供えたので、猫の恩返しかもしれない。虹の向こうから僕を見ているに違いない。

僕のような不信心な人間にもそんなことを思わせる。お盆の持つ力は凄いと思う。

X-PRO3 /  XF16-80mmF4 R OIS WR





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