今回、訪れたのは、五箇山合掌造りの相倉集落という場所です。
以前、訪れた菅沼という集落から少し離れた集落でこちらのほうが有名だといわれています。
この落ち着いた雰囲気、日本の原風景という感じです。
早速、休憩所の茶店で、「冷やし甘酒」を頂きました。
建物の中もゆっくりと見学させて頂きました。築150年とのことです。非常に涼しく、快適でした。
1階は、住居スペースで囲炉裏を囲んで生活したり、鉄砲の火薬の煙硝が作られていたようです。
色々な農機具などの展示もありました。
2階では、主に養蚕が行なわれていました。1階は住居、2階は、作業工場とはっきりと役割が分けられていたようです。
蚕の育て方の説明や繭を扱う道具、そこから絹糸を取る道具と色々な展示がされていました。
此処でできた絹糸は、この先の城端という場所で集積されていたそうです。
この建物の中で、生活と産業がまかなわれていた当時の様子を垣間見ることができました。
また1階の一角には、こんなものも展示されていました。
「こきりこ節」の衣装とこきりこなどの楽器です。おそらく作業の合間などに歌い踊られていたのだと思います。
冬の厳しい寒さにも耐えながら先人たちは、歴史を紡いでくられたのだなぁと感じました。
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