先日、私が夜遅くまで内部業務を行なっている日がありました。
何とかその日のうちに終えたいと思っていたら、外から、路上でスケボーをする音が大きく響いてきました。
外に出てみると、若者たちがやはりスケボーをして飛んだり跳ねたりを繰り返しています。
端から見ていると如何にも危なそうです。
私は、一自治会の者ということで、感情を抑えながら、彼らに接していきました。
「此処で、プレイするとお互い危険な目に会うこともあるから、止めて欲しいなぁ・・・」というように・・・
すると、ある若者が、
「でも、スケボーは、こういうストリートでやるところが面白いんですよ。」と言ってきます。
「そして、五輪の正式種目にも選ばれたんですよ!」とかなり熱が入っています。
「でも、事故があってからでは遅いから、安全なスケボーパークとかでプレイしてよ。」
と言うと、こういうふうに反論。
「パークでは面白くないんですよね。ストリートだから面白い。それに人にぶつからないようには、かなり気を付けていますよ。」
「でも、怪我とかさせたら、責任取れるの?訴訟になるかもしれないよ。」と正攻法でこちらも出ます。
「だから、マンションのある周りでは、やらないですよ。」というから、今度は、私も少し口調が荒くなりました。
「それは偏見だよ!此処もちゃんと人が住んでいるんだよ!そういうふうに区別されたら困るなぁ・・・」
「私達も古くから此処に住んでいる住人だし、なるべく騒音の無い、安全で快適な生活を営む権利は平等にあると思うけれどなぁ・・・」
「それに幼い子持ちの親御さんは、子供が怪我しないかなど、外で遊ばせるのも凄く心配で気を使っているんだよ。理解してくれる?」
これだけ言っても、彼らは「スケボー」というスポーツの醍醐味のようなものを熱弁してきます。
では、こちらも隠し玉を出しました。
「あなたのような、熱意とディベート力のある人には初めて会ったよ。凄いねぇ!感心するよ!勉強しているね!」
「では、そこまでスケボーを愛しているのなら、今度、うちの自治会でセミナーを開くから、そこで講師として説明してくれる・・・?」
「いや、それはちょっと・・・」
だんだんと話のトーンが落ちていきます。
「あなた方が、スケボーを愛する気持ちは分かったけれど、部外者にもちゃんと説明できる力を身に付けないと自己満足に終わるよ。」
「今日、話したことを、再度整理して、どうしたら部外者にも認められる安全なスポーツになるかを考えてよ。応援するから・・・」
という訳で、彼らは、納得して帰っていきました。
おそらく、自治会長である父が出て行けば、かなりの口論になっていたと思います。
私自身も彼らには彼らなりの考えもあると気付かされました。
彼らが言うストリートのスポーツである「スケボー」も、一歩間違えば動く凶器です。
お互いが楽しく安全にプレイしたり、観戦したりするスポーツとして確立していくには、どうするべきか、これからの課題ですね・・・
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