いつも当ブログをご購読下さり、有難うございます。
また当店ショップサイトにご来店、ご利用頂き、厚く御礼申し上げます。
この話題は、もしかしたら「銘木の豆知識と匠の技」のブログカテゴリーで取り上げるものではないかもしれませんが・・・
店主である私の拙い銘木修業に関しての話です。
ご存知の通り、私は、幼い頃、北摂の銘木団地の中で銘木に囲まれながら育ちました。
団地に置かれている銘木の大きな丸太の上からジャンプしたり、かくれんぼをしたり、不要な端材を拾ってきては、組み立てたり、壊し
てみたりを繰り返しながら遊んでいたので、銘木の香りや肌触りとは、いつも一緒にいるような生活の中で成長していきました。
ですから、私は、幼心に、「中学校を卒業したら、銘木問屋に丁稚奉公に出されるんだ・・・!」と勝手に思い込んでいました。
それが、時代が移り変わり、父の考え方もしだいに変わっていきました。
ある時、中学生になった私に父から、
「これからの銘木業界は、変換期を迎えていく。外国から安価な木も多数入ってくる時代になるし、今後、和風建築に使われる銘木の需
要もますます減少していく。お前は、きちんと進学して、就職し、社会で視野を広げるほうが良いと思う。」と言われました。
それは、私にとって晴天の霹靂でしたし、丁稚奉公の道が無くなった瞬間でした。
それからは、諦めていた高校へ入るために、一から受験勉強をし、高校へ進学しました。高校卒業後の進路についても、
「経済はもちろん、文化や習慣についても国際的な視野を持ったほうが今後のためになる。」と助言してくれ、大学へ進学し、一般企業
へ就職しました。
しかし、社会で数十年、会社勤めを経験した後も、やはり、銘木に何かしらの未練のようなものを感じている自分がいました。
その頃は、もう父は、銘木業ではなく、別の事業を始めていましたが、まだ銘木業界には幅広いコネクションを持っていました。
私は、「銘木を多くの方へ、もっと身近に感じて頂くために、銘木工芸品を扱う仕事を展開していこうと思うんだけれど、どう思う?」
と父に聴いてみました。
父は、
「悪くないんじゃないか。でも一からのスタートだから、始めは、本当に大変だぞ・・・。」と答えてくれました。
その後は、父からの銘木に関する知識を習得するための特訓、レクチャーが始まりました。
父は、私が質問したことだけしか教えてくれません・・・。冷たいなとは感じましたが、銘木業界とはそういうものみたいです。
ですから、本来の銘木についての知識は、仕入れに行った先で業界の方に、「勉強中で本当に分からないので教えて下さい!」と聞いた
ことも何度もありました。
それから、銘木の樹種から始まり、材質や特性、加工の仕方、心材と辺材の違い、何故、稀少価値があるのか、何をもって市場価値が決
まるのか、などなど、本当に、全くの素人の私が、色々な方に頭を下げて、「銘木とは?」「銘木工芸品とは?」を教えて頂き、少しず
つ、ユーザーの皆様にご提案できるまでに、成長させて頂きました。
【カシュー塗紫檀ペンケース】
それでも、私自身は、まだまだ未熟で、銘木業界の方などから見れば、知識不足、経験不足の面は否めません。
【木製ボールペン 屋久杉(ヤクスギ)】
しかしながら、銘木工芸品の「稀少価値」「鑑賞価値」「ステータス」をなるべく分かりやすく、ユーザーの皆様に少しでもご提案して
いきたい思いは、日に日に増しております。
【木曽桧の飾り盆(すみれ)】
まだまだ発展途上の店主でございますが、少しでも喜んで頂ける商品をご提案、ご紹介してまいりたいと思っております。
【紅木(コウキ)でできたボールペン】
こんな店主ではございますが、今後とも、当店を宜しくお願い申し上げます。
是非、私共の提案で、末永くご愛顧頂けるような素敵な逸品に出逢って頂けましたなら、幸いに存じます。
ユーザーの皆様のご来店、ご利用を心よりお待ち申し上げております。
今後とも「工芸品ショップ泉亀(いずかめ)」を何卒宜しくお願い申し上げます。
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毎回、最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
※このブログを書いている店主は、こちらのお店を運営いたしております。皆様のご来店ご利用を心よりお待ちいたしております。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】
URL:http://www.izukame.com/
◆お問合せTEL 06-6227-8130 (不在の場合は留守番電話が承ります。折り返しにてなるべく早くご連絡いたします。)
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】
◆お問合せメール info@izukame.com
※工芸品ショップ泉亀では、現在、メルマガ会員様を募集いたしております。不定期ですが、ご迷惑ではない頻度で、有益な情報をお届けいたします。
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ご存知の通り、私は、幼い頃、北摂の銘木団地の中で銘木に囲まれながら育ちました。
団地に置かれている銘木の大きな丸太の上からジャンプしたり、かくれんぼをしたり、不要な端材を拾ってきては、組み立てたり、壊し
てみたりを繰り返しながら遊んでいたので、銘木の香りや肌触りとは、いつも一緒にいるような生活の中で成長していきました。
ですから、私は、幼心に、「中学校を卒業したら、銘木問屋に丁稚奉公に出されるんだ・・・!」と勝手に思い込んでいました。
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ある時、中学生になった私に父から、
「これからの銘木業界は、変換期を迎えていく。外国から安価な木も多数入ってくる時代になるし、今後、和風建築に使われる銘木の需
要もますます減少していく。お前は、きちんと進学して、就職し、社会で視野を広げるほうが良いと思う。」と言われました。
それは、私にとって晴天の霹靂でしたし、丁稚奉公の道が無くなった瞬間でした。
それからは、諦めていた高校へ入るために、一から受験勉強をし、高校へ進学しました。高校卒業後の進路についても、
「経済はもちろん、文化や習慣についても国際的な視野を持ったほうが今後のためになる。」と助言してくれ、大学へ進学し、一般企業
へ就職しました。
しかし、社会で数十年、会社勤めを経験した後も、やはり、銘木に何かしらの未練のようなものを感じている自分がいました。
その頃は、もう父は、銘木業ではなく、別の事業を始めていましたが、まだ銘木業界には幅広いコネクションを持っていました。
私は、「銘木を多くの方へ、もっと身近に感じて頂くために、銘木工芸品を扱う仕事を展開していこうと思うんだけれど、どう思う?」
と父に聴いてみました。
父は、
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その後は、父からの銘木に関する知識を習得するための特訓、レクチャーが始まりました。
父は、私が質問したことだけしか教えてくれません・・・。冷たいなとは感じましたが、銘木業界とはそういうものみたいです。
ですから、本来の銘木についての知識は、仕入れに行った先で業界の方に、「勉強中で本当に分からないので教えて下さい!」と聞いた
ことも何度もありました。
それから、銘木の樹種から始まり、材質や特性、加工の仕方、心材と辺材の違い、何故、稀少価値があるのか、何をもって市場価値が決
まるのか、などなど、本当に、全くの素人の私が、色々な方に頭を下げて、「銘木とは?」「銘木工芸品とは?」を教えて頂き、少しず
つ、ユーザーの皆様にご提案できるまでに、成長させて頂きました。
【カシュー塗紫檀ペンケース】
それでも、私自身は、まだまだ未熟で、銘木業界の方などから見れば、知識不足、経験不足の面は否めません。
【木製ボールペン 屋久杉(ヤクスギ)】
しかしながら、銘木工芸品の「稀少価値」「鑑賞価値」「ステータス」をなるべく分かりやすく、ユーザーの皆様に少しでもご提案して
いきたい思いは、日に日に増しております。
【木曽桧の飾り盆(すみれ)】
まだまだ発展途上の店主でございますが、少しでも喜んで頂ける商品をご提案、ご紹介してまいりたいと思っております。
【紅木(コウキ)でできたボールペン】
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