今回は、銘木工芸品のお話から、少しだけ離れて、住宅に関する豆知識をご紹介します。
最近では、TVのCMなどを観ていても「木造住宅にこだわっています!」とアピールする住宅業者も少なくなったような気がします。
建材の種類や、建て方、工法などよりも如何に住み心地が良いかをアピールするCMのほうが目立つようになりました。
また、「こんな家にずっと住みたいと思いませんか・・・?」というキャッチーな場面が多く使われているように感じます。
しかしながら、私の幼少期の昭和40年代頃は、本当に「心安らぐ木の住まい」と言ったキャッチフレーズが当たり前で木造住宅に住む
こと自体が所謂、ステータスと謂われる時代でした。
現在でも、建材はともかく、「内装は木に囲まれたい」と考える施主の方も多いと聴きます。
では、木造住宅が好まれる理由とは、一体何なのでしょうか・・・?
第一に、長く住み続ける住宅としてのメリットですが、「補修がしやすい」ということが言えます。
例えば、住宅の中で特に重要な梁ですが、鉄骨などを使った場合、確かに丈夫ではありますが、とにかく重く、作業も人手が要り、困難
で時間もかかります。
その点、木材を使えば、一点、鉄骨よりは、弱そうに思われますが、家を長く支えてくれます。また万が一、何らかの理由で、一部分が
朽ちてきた場合、鉄骨は補修は難しくなりますが、木材の梁の場合、朽ちた部分だけを取り除き、新たな木材と元の木材を接木すること
で容易に補修が可能です。
私の知る数奇屋建築のある邸宅では、阪神淡路大震災で、大事な玄関の大門が倒れてしまいましたが、幸いにも上部は損傷がなかったた
め、接木による補修を行なったところ、見事に修復できたそうです。
こんなふうに「長く住むこと」に特化すると、木造住宅には、色々なメリットがあります。
もちろん、家事や地震などの災害には気を付けなければいけませんが、最近は、木造住宅でも、災害に強い建て方や工法も木造住宅に多
く取り入れられていると聴きます。
こんなふうに木には、住宅の建材としても素晴らしい魅力があります。
木造の住宅に住みながら、銘木の内装材に囲まれ、銘木工芸品を愛でる・・・
【木製ボールペン 屋久杉(ヤクスギ)】
【木製ボールペン 桑(クワ)】
何とも贅沢なライフスタイルのように感じます・・・
【黒檀(コクタン)とアクリル樹脂のコラボレーションボールペン (回転式)】
そんな贅沢なライフスタイルのお手伝いを当店の銘木工芸品のラインナップ商品が一役を担うことが出来れば幸いです・・・
銘木の素晴らしさや魅力やステータス、住宅と併せて、感じて頂ければと思います。
是非、私共の提案で、末永くご愛顧頂けるような素敵な逸品に出逢って頂けましたなら、幸いに存じます。
ユーザーの皆様のご来店、ご利用を心よりお待ち申し上げております。
今後とも「工芸品ショップ泉亀(いずかめ)」を何卒宜しくお願い申し上げます。
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