今回は、当店の所在地である大阪市中央区南船場近郊をご紹介したいと思います。
当店サイトでもご説明していますが、かつて、当店の西側には西横堀川が流れており、
そこから木を引き揚げて製材していました。
また南側の長堀通りもかつては、川で西横堀川と交差する運河のようでした。
その近くに地下鉄四ツ橋駅があります。
では、何故四ツ橋というのか?
それは、そこに四つの橋が架けられ、運河流通の拠点となっていたからです。
まさに大阪は水の都、「水都」と呼ばれて、イタリアのヴェニスのようだと謂われています。
「道がないなら作ればいい。」たしか豊臣秀吉の言葉だったと思いますが、この言葉通りに
市中に橋が架けられ、大阪は八百余橋と謂われる基となりました。
そのようにして、大阪は商業都市として、栄えていきました。
船場という地名も「船が着く場所」という意味もあり、大阪南港近くの平林という場所にある
貯木場にあった丸太の原木を船でここまで運んできたそうです。
時代は変わり、川は道路になったり、駐車場や構想道路になったりして変貌していきましたが、
大阪が商業都市であるということに、変わりはありません。
そんな地に店を構えるのもひとつのステータスであるかのような気がします。
【工芸品ショップ(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com