これはあくまで私個人の見解なのですが、
どうも、日本庭園とアクアリウムとは、共通点があるような気がします。
私自身の偏見があるかもしれませんが・・・、前置きの上で、書かせて頂きます。
アクアリウムというのは、水槽の中で、熱帯魚や水草などを育てることですが、今では、水草の種類も豊富になり、流木や石なども好みに
合わせて、自由にレイアウトを楽しむことができるようになっています。
水槽のサイズも色々と選べますが、限られた空間の中で、自分自身が自由の思い描いたイメージを水槽の中で作り上げていく楽しさという
のがあります。
最近では、ネイチャーアクアリウムという水槽の中とはとても思えないほど、自然に近いレイアウトで熱帯魚たちが泳ぐ綺麗な空間を作り
あげることも可能となり、世界コンテストも行なわれるほど人気があります。
その一方で、熱帯魚も水草も生き物ですから当然管理の手間も時間もかかります。枯れたり、病気になったりする場合もあるため、しっか
りとした理解と管理作業が必要となってきます。
一方、日本庭園は、広大な敷地に立派な邸宅があり、鯉などが泳ぐ池もあるというのが一般的です。
以前、京都東山である邸宅を拝観させて頂きましたが、そこにも立派な日本庭園があり、鯉などが泳ぐ大きな池もありました。
邸宅の所有者の方が贅の限りを尽して、ご自身の思いのままに作らせたそうで、東山も借景として取り入れられています。
きちんと専属の庭師の方もおられ、一年中、庭木の枝振りなども徹底的に管理されておられるとお聴きしました。
また邸宅や、庭の東屋から景色が綺麗に見えるように庭木が計算された上で配置されているそうです。
そういう庭園においてもやはり庭木や池の管理が不十分だと色々と不具合も生じます。鯉たちも野鳥などの標的になります。
それでも、邸宅の所有者は、庭木や池の鯉たちに癒されたい、また訪れる来客ももてなしたいとの想いから、庭園を造られたのではと拝察
します。
その想いは、形は違えど、アクアリウムや熱帯魚の飼育においても同じなのではないでしょうか?
熱帯魚や水草たちに癒されたい、また来客にも少しでも癒し与えたい、アクアリウムを楽しむ方々にも同じようにある感情だと思います。
邸宅の場合は、その素晴らしい日本庭園を眺めた後は、銘木に囲まれた茶室やお部屋でゆったりと寛ぐ・・・
その後は、銘木たちの出番のような気がします。
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