先日、北陸新幹線が開通しましたが、やはりどうしても、金沢駅やその周辺が注目されていますよね。
でも、ちょっと脚を伸ばして、富山県の奥座敷といわれる場所にも、行かれてはいかがでしょうか?
城端という町をご存知でしょうか? 加賀藩の城の端という意味から城端(じょうはな)と謂われます。
その近隣地域で養蚕が盛んだったことから、 かつては紡績などで栄えた町のようです。
白壁の家が多い、水の綺麗な石畳の情緒あふれる町です。
そんな城端で毎年5月に「城端曳山祭り」いうのが行なわれます。
御神像を乗せた6台の山車が城端の町中を練り歩きます。
京都祇園の一力茶屋などを模した精巧な「庵屋台」がそれぞれの山車を先導し、その中では、
笛、三味線の音色にのせて 江戸端唄の流れをくむ城端独特の「庵唄」(いおりうた)が唄われます。
絢爛豪華な曳山を目で楽しみ、粋な庵唄に耳を傾ける。まるで料亭のお座敷にいるかのように感じる粋なお祭りです。
関西でのお祭りというと、天神祭りや祇園祭を思い浮かべますが、「城端曳山祭り」はまたそれらとはちょっと一味違った
風情を感じさせてくれます。
私が昨年、訪れた際は、まだ準備中で、山車や、庵屋台を組み立てている最中でした。
しかし、一旦、雪洞や山車に灯が入ると、なんとも言えない雰囲気の祭りを醸し出し、着てよかったと思ったものです。
今年も是非、家内の実家への帰省を利用して、行ければいいなあ、なんて考えています。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
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