先日、家内の知人から教えてもらって、あるイベントに夫婦で行ってきました。
「大阪矯正展」という大阪の堺市にある刑務所の周りで行なわれるイベントで
木工品や仏壇、家具から小物まで、木工芸品も多く、展示販売されていました。
写真はその時に購入した印傳(いんでん)と謂われる皮細工で作られた小銭入れです。
中には、「本当にこれが、この価格で・・・?」というような伝統工芸が施された
銘木を使った逸品もありました。
私が少し銘木の事が分かる人間だと思うと、販売員の方から熱心に語りかけてこられ
色々な所で銘木談義に花が咲きました。
刑務所内への見学ツアーもあり、その中に木工場に入ると、そこには・・・、
「えっ、こんな所にあったのか・・・!」
思わず、叫んでしまうぐらいのものがたくさん。なんと「紫檀」が積んでありました。
いまや、ほとんど手に入らず、仕入先からも材質変更の連絡が来るほど、稀少と
思っていた唐木の「紫檀」が一杯・・・。
説明では、ここで、唐木指物という技法で花台や家具などを作っているそうです。
色々な所で伝統工芸技術の継承が行なわれていると実感した一日でした。
【工芸品ショップ泉亀】ショップサイト
http://www.izukame.com