今日は毎月1回の全体ミーティング。全社員(一部、都合がつかない社員を除く)が一堂に集まって、様々な報告が行われます。毎回自分も訓示を述べるのですが、今回お話ししたことは
特に新しいことをやらなくても、現業の営業力、開発力、保守力を向上させていくだけで、十分予算達成ができる、とても恵まれた業界にいる ということ。
営業力の中でもポイントになるのは集客力。注文はいただけるかどうかはわからないけど、関心がある、詳細な話しを聞きたい、というような会社と、たくさん出会っていくこと。まず、そういう見込客の絶対数を増やす必要があります。これからは、明らかにWebからの集客が中心になりますが、これはとても緻密で、粘り強く継続していかなければいけない仕事で、これからは営業マンこそ、緻密さと粘り強さが必要になってきます。
開発力を構成する要素を細かくみていくと、ウチの会社の技術陣に、さらに改善が必要なのは 設計力の部分。システムを開発していくときは、きっちりした設計書が必要ですが、設計書というOUTPUTの品質を上げていくためには、INPUT、つまり お客様の要望をきちんと聞きだすコミュニケーション力を改善していくことが必要です。技術屋だから話し下手でもいい、などというのは過去の話で、これからは技術屋こそ、コミュニケーション力が求められます。
それから保守力。日ごろ自分たちが行っているメンテナンスやサイト維持活動の内容を「見える化」して、お客様にきちんと伝え、さらにサービスを厚くして、顧客満足を上げていく必要があります。
特に新しいことをやらなくても、上記のように現業の改善をきっちり行えば予算は達成できそうだ、というのは、この時代 とても幸せなことだと思います。
そこでさらに、
システムのパッケージ化を進め、より売りやすく改善していくこと。さらにWebサービス化を進めて、地域の壁を越えて、システムを提供しやすくしていくこと。こういう取り組みをしていくことで、さらに成長し、サンロフトを画期的な会社にしていくことができる。
そのようなお話しをしました。
3月決算の会社では、そろそろ今期の実績見込みが見え出す時期に入ってきました。残った期間、まずは予算達成に向けてがんばります。
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この時期 羨ましい状況ですね。
IT業界はひどい状況って聞いていましたが・・・
分野によっては仕事はあるっていうことなのですね。
問題は 自分達が恵まれていることを 社員さんが認識できているかどうかですね。
医療系の会社の社外取締役をしていますが・・・
まさにここが問題
医療系も苦しい部分はあるのですが世の中一般とは大違いです。
それでも“井の中の蛙”には苦しい部分しか見えなくて・・・経費節減マインドもイマイチ・・・
いかに社員に語りかけるか・・・ここの勝負だと感じています。
松田様。
浜ちゃんです。
私の会社は、一つのシマに社長・営業がいるんで、
毎日全体ミーティング・・・です。
この厳しい時期は・・・辛いけれど、
このホウレンソウが・・・大切と考えてます。
大事に続けることは大切ですね。
ありがとうございます。
決して羨ましいとか、そういうことではないのです。
やるべきことができていないので、まだまだがんばらないとです。
恵まれている業界にいるという自覚も足りないと思っています。
IT業界は「ひどい状況」というようりは、「まだら模様」だと思います。流れがはやいので、体質が古くなってしまった会社もありますし、やはり下請け中心のところは厳しいです。
私たちもそうならないように努力していきます。
もうじき、刈谷でのオフサイトですね。
お会いできるのを楽しみにしております。
自由人浜ちゃん、こんばんは。
毎日が全体ミーティングとは。それはコミュニケーションがよくなっていいですね (^^;) 。確かに厳しい状況が続いていますが、そういうときだからこそ、報・連・相。ぼくもそう思います。営業にしても、開発にしても、どんな仕事をするにしても、報・連・相はすべての基本。これがきちんとできないといい仕事はできない、と言い続けています。ぼくらの会社でも徹底できるようにがんばります。
ありがとうございます。