「ビジネス」ってジャンルにくくられる本じゃないけど、ま、いいと。
昨年から今年にかけて ブログで連載していた小説やエッセイが出版されるのがトレンドみたいになっているけど、その初期にブレイクした小説が「いま、会いにゆきます」。昨年の夏季休暇のときに、栃木(ヨメさんの実家 親切だし、緑が多くて、静かで お気に入りの場所)で読んだような気がする。
とてもよくできた純愛小説。ま、正直なところこの手の小説を読むのは「何年ぶり?」って感じ。「ブログからブレイクした」ということが当時はとてもめずらしくて、その関心だけで読んだんだけど、タイムトリップというSFチックなテーマを、きわめて日本的に しっぽりと描写した秀作で、すごくいいと思った。泣ける(← 泣かないけど)。その後映画にもなったのでご存じの方も多いはず。
で、今日紹介したのがその続編というか、「いま、会いにゆきます」は主人公の男女の男の方から語ったものだけど、この「ずっと、ずっと、あなたのそばに」は女の方から語った小説。昨年の秋に出版されて、書店で見つけたとき、「ふーん おもしろそうじゃん」と思って買って、そのままになっていた。
先日 ウチの会社の総務のSさんが「いま、会いにゆきます」を読んで感動したみたいで、ぜひ「ずっと、ずっと・・・」も貸して下さいって言うので、貸してあげようと思ってカバンに入れて、忘れていた (^^;) 。Sさん、ごめんなさい。
先日、静岡から東京にでてくるとき、新幹線の車中でそのことに気づき、「せっかくだから自分も読んでみよう。東京に着くまでの1時間で読み切ろう」と思い 読んでみた。
自分の場合はビジネス書を読む場合はポイントにラインマーカーを引きながら読むのがクセで、結構ペースはスローだけど、小説の場合はマーカーは引かないから、かなりはやいかも。小説の場合はこんな風に「いつまでに読み終える」と時間を決めて一気に読んでしまうケースが多くて、今回も品川駅を過ぎたあたりで読み終えた(余韻にしたる時間も数分確保できた (^^;) )。
うん、こちらの小説もとてもいいスね。描写が繊細で、全編を通してとてもみずみずしいのだ。悲しいストーリーだけど とてもさわやかで、だからよけい悲しさを増長させるのかな。たぶんSさんが読んだらまた泣いてしまうのだろう。ま、それはいいとして・・。Sさん、静岡に戻ったら貸しますので、しばらく待っていて下さい。
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だが、いま会いにゆきますは「いまあい」。
では、この本は女子高生はなんて呼ぶのだろう?か。
「いまあい」はホント良かったですよ。
私も友達にかなり紹介しました。
あの続編があるなら絶対見たくなるし、きっと内容も「当たり」なのはわかりきっているし。
期待しちゃうのも仕方ないって感じですね。
今からすっごく楽しみ!
読み終わったら、「いまあい」を私の次に社長から借りたKさんにも薦めちゃうだろうなぁ。
楽しみに待ってますね。
timesさん、「いまあい」って言うのですね。知りませんでした。「ずっと、ずっと、あなたのそばに」はなんと呼ばれるか、そーですねー。「ずっと2」(ズットツー)とか (^^;) 。これは無理があるか・・。
「いまあい」で泣けた人はこちらも泣けると思います。ストーリーが複眼的に把握できる感じがしてお奨めです。
それから「いまあい」をモチーフにした「アーカイブ星」って絵本もでてますね。こちらもなかなかでした。
Setsuさん、本の貸し出しが遅れてごめんなさいね。今日の午後からの打ち合わせが済んだら明日の入社式出席のために静岡に戻ります。そしたら渡すね。
こちらもなかなかいいですよ。澪が語る「いまあい」。泣けますよ~(自分は泣かないけど)。