教育コンテンツの提供

ぼくらの会社では「ｅ－ｐａｒｋ」という教育サイトを運営している。広告塔の役割を果たすこのサイトの月間ＰＶ（ページビュー）は毎月だいたい７０万ＰＶくらい。「学校で使っていただこう」と提供を始めたペーパークラフトが好評で、六本木ヒルズのＹ社さんにコンテンツ提供させていただいたり、先日は愛知万博「愛・地球博」のキャラクター モリゾーとキッコロのペーパークラフト を作らせていただいたりと、様々な広がりをみせている。

そんなｅ－ｐａｒｋのなかで、自分が大好きなのが 毎週月曜日にお届けしている「週刊！ｅ－ｐａｒｋ」というメルマガ。ほのぼのとしたパソコン活用のシーンを紹介し続けて、もうすでに２２０号を越えている。たとえばこんな感じ。

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★　メールで心は通じるよね？　～続　おばあちゃまのパソコン講座～

　　以前話題にした内科医の奥様のお話を覚えていらっしゃいますか？
　Ｓ子さん、70代。ご主人の形見とも言うべきパソコンを学び始め、早い
　もので、もう４ヶ月が過ぎました。

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　　ご主人との思い出の写真を整理をし、何冊もあったアルバムの写真
　がすべてデータ化されました。フォルダづくり、スキャナでの取り込み、
　保存などのひとつひとつの操作に必死だったＳ子さんも、今や「遺影に
　はこの写真がいいかしらねぇ」などと冗談を言えるほどに。頼もしい！

－－－☆

　　次なる目標だった電子メールもできるようになりました。かわいいひな
　がたを使って、お子さんやお友だちに送るのですが、最近ではすっかり
　欲張りになって、ひながたのレイアウトを変更したくなったり、もっとかわ
　いいひながたが欲しくなったりしています。自分のペースを守りつつ、興
　味のあることは貪欲に学ぼうとするこの姿勢が、Ｓ子さんの若さの秘密
　なんだなぁと、つくづく感じます。
　
－－－☆

　　さて、そんなある日、とっても偶然なできごとが起こりました。Ｓ子さん
　のお孫さんも教えることになったのです。お孫さんはオーストラリアの学
　校に通う小学生の女の子。一時帰国した数日間で集中的にパソコンを
　勉強したいと予約を受けていました。名字が同じだったので、何気なくＳ
　子さんに話したところ、彼女がお孫さんだということが判明したのでした。

－－－☆

　　遠く離れて暮らすふたりにとって、電子メールほど便利なものはありま
　せんよね。早速、お孫さんにフリーメールの使い方を説明し、おばあちゃ
　まにメールを送ってもらいました。フリーメールなら、オーストラリアに戻っ
　てからも利用できます。その日からおばあちゃまとお孫さんとで楽しいや
　りとりが始まったようです。メールのやりとりでお孫さんがとても身近に
　感じられて嬉しかった・・・Ｓ子さんにメールを頂きました。

－－－☆

　　「メールには心がない」などと言われることがあります。確かにパソコン
　の画面に並ぶ活字は、妙にお行儀がよくて、どこか殺風景なのかもしれ
　ません。でも、Ｓ子さんの率直な喜びのメッセージには、おばあちゃまが
　お孫さんを愛しく思う気持ちがあふれていました。もちろん、Ｓ子さんとお
　孫さんとのメールには、それ以上の温かな血が通っているはずです。

　　私もこのメルマガを通じて、私の体温、そして私の心を、皆さんに伝え
　ていけたらな・・・。メルマガ200号の今日、そんなふうに思った私です。

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執筆を担当しているＡさんはウチの会社のパソコンインストラクターであり、教育営業ウーマンであり、昨年からは地元の大学の講師もつとめている。来期からは電話サポートセンターも管轄してもらうことになっている 優秀な教育事業の責任者。文章もとても細やかで がさつな文を乱発する自分とは大違いだ (^^;) 。

「週刊！ｅ－ｐａｒｋ」（無料）の購読の申込は ｅ－ｐａｒｋサイト よりメルアドを登録するだけで完了。ご購読いただけたらうれしいです。写真は「週刊！ｅ－ｐａｒｋ」が２００号を達成したときのＴＯＰページ画面。