東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




サンロフトは今年20周年を迎えました。確か今年の始めくらいに「周年記念事業をやろう」という声があがったんだけど、自分は「ふーん、ま、やりますか?」くらいにしか反応しなかったような気がする。その当時は大きなシステム開発案件がトラブっていて、自分はそちらの対処に追われていました。当初の話し合いで3つの事業をやることを取り決めたんだけど、そのときにこの状況がイメージできていたとしたら、ウチの社員たちの発想力は本当に素晴らしいと思う。お金も時間もそれなりにかかったし、うまくいくのか随分気をもんだけど、今は「やって良かった」と心から思っているし、実際にやってくれた社員たちには心から感謝している。

昨日、3つの周年事業がすべて終了したので、ここで振り返って、まとめてみます。

20周年記念事業 第1弾



公開社員勉強会 「遺伝子のスイッチをオンにしよう」 ~ 心の持ち方で生き方を変える ~ 
2012年4月28日(土)13:30~16:00
焼津市総合福祉会館 3F 多目的ホール にて行われました。

これは普段、社員だけで行っていた研修を、社員の家族、友人にまで拡大して参加可能にし、研修前後の時間をフリーにして、家族や友人と食事をしたり、カフェに行ったりして、話し合う時間を設けた 新しい形の研修会でした。



遺伝子研究の世界的権威で筑波大学名誉教授の村上和雄先生の著作「SWITCH」のDVD上映会がメインコンテンツでしたが、その中で「笑うことで遺伝子がONになる」ことが語られていたので、社員と来場者の皆さんに「大いに喜んでもらい、笑ってもらおう」ということで、研修の最後に社員の有志がSMAPの「オリジナルスマイル」を歌って踊ってくれました。



会場も大喜びでした。この第1弾の成功が自分たちの自信につながりました。20周年記念事業 第1弾の詳細はこちらのページでご覧いただけます。


20周年記念事業 第二弾は「IT経営フォーラム」と「エクゼクティブ秋まつり」でした。これは今年計画した3つの周年記念事業の中でも最大のものです。場所は静岡のグランシップ。10:00~17:00までは10Fで「IT経営フォーラム」を行い、17:30~19:30までは6Fで「エクゼクティブ秋まつり」を行いました。同じ日に同じ場所で開催していますが、この2つの「会」はまったく趣が異なります。



まずは「IT経営フォーラム」。グーグルやソフトバンクをはじめ、トップIT企業から講師を招き、5つの講座を開催しました。「クラウド化が急速に進む今、これからどのような時代になり、どのような準備をしていけばいいのか。それを理解するための最高の講師陣を静岡にお呼びして、これまでお世話になってきた地元の企業の皆さんに聴いていただこう」と思ったのです。



これまでのサンロフトのユーザーだけに限定することはしないで、広くどちらの企業の方でも参加できるようにしました。定員は各講座とも100名。おかげさまですべての講座がほぼ満席になりました。サンロフトはここまで大規模なITセミナーを行った経験はありませんでしたから、本当に集客できるのか不安もありましたが、幸いにして多くの企業の皆さまの関心が高い分野だったようで、アンケートを読んでもとても好評でした。多くの企業の皆さまに喜んでいただけてよかったです。



素晴らしい講師陣。セミナー室のとなりでは30越えるブース出展コーナーを用意し、大手からベンチャーまで、機能やアイデアに富んだクラウドサービスの展示が行われました。講師陣や出展者たちとの交流が、今では貴重な人脈としてサンロフトの財産になりました。こちらも感謝です。



続いて「エクゼクティブ秋まつり」。受付の様子です。10Fの「IT経営フォーラム」と6Fの「エクゼクティブ秋まつり」では趣が一変します。ちなみにサンロフトでは「ここぞ!」というときには女子社員が浴衣でおもてなしする習慣があります。



「エクゼクティブ秋まつり」は、これまでお世話になってきたお客様をお呼びして感謝の気持ちを伝えるための立食パーティーでした。「IT経営フォーラム」で講師やブースでの説明員をつとめてくた皆さんも合流して賑やかに行われました。人数は200名を越えていたような気がします。

普通の「周年行事」だと、来賓の方々はスーツで、受付でご祝儀を渡して、社長挨拶から始まって、来賓祝辞と続くのですが、「秋まつり」ではご祝儀はなしで、クールビズでお越しいただき、いきなりEXILEの「RISING SUN」の歌とダンスで始まりました(会で使用した曲は全てジャスラックに申請済み)。すごい演出でしたね。ボーカルの法月君も、中村ノブヤとカトケンのダンスも、バックに流れた動画も素晴らしくて、カッコイイオープニングになったと思います。お客様は十分驚いて、楽しんでいただけたと思うのです。



社員の手づくり感覚満載の様々なアトラクションや日本平ホテルさん協力によるおいしい食べ物で会場の雰囲気も良好でした。



お礼のご挨拶と手締めをする自分。



本当にうれしく、ありがたい瞬間でした。



20周年記念事業 第2弾の詳細はこちらのページでご覧いただけます。

3つの周年記念事業の中で最大イベントとなる第2弾の「IT経営フォーラム」と「エクゼクティブ秋まつり」は、すべてお客様のための会でした。徹底してお客様をおもてなしし、喜んでいただこう、特に「秋まつり」では「笑っていただこう」と決めていたのです。そして、第3弾は「社員だけで、社員のためにやる」と決めていました。当初は「スポーツ大会をやろう」ということになっていたのですが、下期に入り、年末、年度末に向けていよいよ忙しく、「忘年会を周年記念事業と兼ねる」ということに予定変更したのです。柔軟だったと思います。



最後の周年記念事業 第三弾「2012年 忘年会」のオープニング。「秋まつり」で大好評だったEXILEを再結成して「RISING SUN」でスタートです。「秋まつり」のときは夜、ダンスを特訓していたみたいだし、セットも大掛かりでしたが、今回は ダンスも忘れていたりしても、ま、すべてご愛嬌ってことで ( ´ ▽ ` )ノ 。



忘年会の幹事は今年入社した新人4人。新人とはいえ、下期に入ってからはみんな仕事も忙しかったはず。設営、準備によくがんばってくれたと思います。会場は盛り上がりました。ズバリ宴会場って感じで、コテコテ和風の「黒潮温泉 焼津駅前健康センター」さん(お客様です)という場所のセレクトもよかったですね。喜んでいただけたし、ずいぶん心配りもいただけました。どうもありがとうございます。こういう施設が若い人たちにも利用されていくキッカケになるといいですね。



サンロフトの社歌的な位置づけになってきた「オリジナルスマイル」。お面をつけている人が約2名います。忘年会バージョンの動画も傑作で大爆笑でした。



笑顔溢れる記念写真。20周年記念事業 第3弾の詳細はこちらのページでご覧いただけます。


20年サンロフトを経営してきましたが、まだまだ発展途上の会社だし、やるべきことは山積しています。自分の中では「まだ事業家としては何も成し遂げていない」というのが実感です。でも、この20周年となった2012年、3つの事業を思い返してみると、本当に幸せだったと思えます。それだけでも本当にありがたいことなのですね。

加山雄三の歌で、「幸せだなぁ。ぼくは君といるときが一番幸せなんだ」というセリフがありましたが(相当古いですね (^_^;) )、実感としてそんな感じ。「ぼくは会社にいるときが一番幸せなんだ」って。もちろん家族と過ごすひと時も、ゴルフをしているときも幸せだけど、マジで会社にいるときや仕事をしているときも、それと同じくらい幸せです。


社員のみんな、どうもありがとう。お客様、ビジネスパートナーの皆さんもどうもありがとうございます。もちろん父母、家族にも感謝します。

3つの周年記念事業を振り返りながら、そんな気持ちになっているのでした。




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