東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




日本を代表する漫画家 手塚治虫さん原作の「どろろ」が少年サンデーに連載されたのは1967年~1968年。手塚治虫さんの作品の中では珍しい妖怪モノで、当時小学校3,4年だった自分にはとてもおどろおどろしく、恐いモノ見たさで読んでいた記憶がある。その後社会人になってからコミックス版を買って読み直し、ストーりーの奥深さを理解し、今では自分の中の「名作」のひとつだ。

その「どろろ」が横内謙介さんと扉座により「新浄瑠璃 百鬼丸」として完全復活。厚木シアタープロジェクトの記念すべき20回目の扉座公演として厚木文化会館で行われました。(上の写真は公演後、感動の余韻溢れるロビーの様子。左端のワインカラーのはっぴ姿がF先生。いつもチケットを取っていただきどうもありがとうございます)

よかった。。。本当に。全編通して。会場では泣いている人も多数いた。とりあえず隣にもいた(← ヨメです)。

全部よかったけど、全部はとても書ききれないし、ここでは一つお伝えするとすれば、今回の芝居では「百鬼丸・声」役の高橋麻理さんの透明感溢れる声。「声役」と言っても 別室で台本読んでるような出演の仕方じゃなくて、ちゃんと本人もステージに上がっている。演技も表情もよかった。そして何よりセリフ。

「私が魔物を倒すのは、ただ己れのカラダを取り戻すためだけではない」
「この私には、まだまだ何かが足らぬのだ」

時代は戦国時代、百鬼丸の父 醍醐景光(だいごかげみつ)は天下を取る野望のために妖怪と取引した。そのため身体の48カ所が欠落して生まれた百鬼丸の「心の声」役を見事に演じきり、「心」の何たるかを強く問いかけた。

アレンジや衣装は現代的、随所に扉座一流のユーモアも散りばめられ、笑いあり、涙ありの、感動の2時間となりました。今回の公演は明日(7/5)で終わってしまうけど、機会がありましたらぜひご覧いただければと思います。大絶賛、おススメいたします。



本厚木駅前。明日の静岡県知事選挙の不在者投票を済ませたあと、焼津から厚木までは、自分とヨメさんは車で移動しけど、鉄道で移動していた次男が本厚木駅で合流。共に観劇。



厚木市文化会館4Fの「いこいのスペース」にて。公演前のひととき。
公演後は車でさらに東進。東京・秋葉原で長男と合流。東京のマンション(1LDKだけど (^^;) )で、久しぶりの家族4人集合しているのでした。

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コメント
 
 
 
こんにちは (風子)
2009-07-10 16:03:28
お芝居も観劇なさるんですね。

扉座には足下にも及びませんが、
秋に、私の参加している劇団の公演があります。
今年は、山田太一のお芝居をやります。

よろしかったら、ホームページなど覗いてみてください。
http://tsuchikure.net/

御徒町の「だん家」美味しそうですね。
今度行ってみようと思います。



 
 
 
すご~い! (としたか)
2009-07-11 03:52:48
サイト、見せていただきました。
すご~い! 本格的に取り組まれているのですね。

「坂の上の雲」は数ある小説の中でも1位か2位で好きな小説。
「キネマの天地」もロードショーで観て、感動しました。

お芝居はご他聞にもれず学生の頃、つかこうへいさんにはまりまして、以来好きです。今は扉座さんですね。

第58回公演 「二人の長い影」、ぜひいきたいです。金曜の夜か、土曜の夜だと思うのですが、スケジュール、調整します。
 
 
 
ありがとうございます!! (風子)
2009-07-13 00:13:46
さっそく覗いていただきまして
ありがとうございます!!

うひゃひゃひゃひゃ!って感じです。
お恥ずかしい限りです!

いらしていただけるのでしたら
もう大歓迎です。
そして、もしホントにご都合つくのでしたら
私、今回ダブルキャストになっておりますので、
金曜の夜に来ていただけると、
ホントにホントに大感激です。

私出ていなくても、いいお芝居になるように
がんばっていますので、ぜひ足をお運びください。



 
 
 
じゃ、金曜で! (としたか)
2009-07-13 23:11:18
お芝居は好きですから、喜んで観にいかせて
いただきます。
じゃ、せっかくですから金曜の夜に。

楽しみにしてますね~♪
 
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