東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今日は月に1回のサンロフトの全体ミーティング。一部仕事で参加できない社員を除き、全社員が参加する情報連絡会です。

毎月そうだけど、この会では15分くらいのスピーチの時間をもらっている。何を話すべきか、いつも考えに考える。最終的に頭に残った「今、社員に一番伝えたいこと、伝えるべきこと」を話すようにしている。

全体ミーティングは議論する場ではなくてあくまでも情報伝達の場だから、どうしても一方的になりがちだけど、それでもやはりこの会には重要なミッションがあると思っている。自分がいつもいちばん心がけていることは

●社員の考え方の方向を合わせ、勢いを作り出すこと

それがいちばん大事だと思っている。

それは、みんなの能力は素晴らしいものがあり、それを一つの方向に結集できれば、それだけで相当なことができると信じているから。技術屋も営業も、総務も経理も全員、みんな素晴らしい能力をもっている。それぞれスキルは違うけど、目指している「方向」は同じであってほしい。「方向」が違う状態では力が分散してしまい、議論してもなんともギクシャクしてしまう。J社のYさんは「目指しているゴールが違うと議論がかみ合わない」という表現で語っていたけど、本当に同感。

中小企業の場合は特に 考え方の方向を合わせ、勢いを作り出すことが大切だ。

毎回、全体ミーティングのスピーチは消耗する。

でも、この話しから、社員の仕事に対する考え方が近くなり、目指すゴールが共有され、そこに向かって勢いが生まれれば、本当にうれしい。今日のスピーチもそのための一助になってほしいと願っている。

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