東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。





最近、Apple Musicの楽曲ダウンロードサービスがすっごく充実していてうれしい。特にサザンとユーミンの初期のアルバムやベストアルバム等が大挙してラインナップされたのは大きい。上の写真はユーミンの「SURF & SNOW」というアルバム。文字通り「すり切れるほど」聴いたアルバムで、聴いた回数では自分としては過去最高のアルバムかも。

1980年の12月にリリースされたアルバムで、A面がサーフィン、B面がスキーをフィーチャーしている。当時自分は大学3年の遊び盛りで、スキー場に行くとよくこのアルバムの中の曲が流れていた。このアルバムを聴くとその頃のゲレンデの美しい雪景色や若々しい歓声やロッジでの語らい等を思い出すから、だから自分の中では「ユーミンのアルバムの中で、1番好きなアルバム」と言えるような気がする(実際はその時の気分で変わるため、「ミスリム」とか、時として「時のないホテル」とかが1位になったりするが)。

この頃からユーミンは、毎年、夏は逗子マリーナの屋外プールで、冬は苗場プリンスホテルで、リゾートコンサートを敢行している。ややバブルが始まっていたのかもしれない。将来に何の不安もなくて、ストレートに若さを楽しみながら過ごしていたような気がする。

「恋人がサンタクロース」は、今でも聴き継がれている名曲で、去年か一昨年か、丸ビルの巨大クリスマスツリーのイベントでも使われていた。また随分前だけど、「クリスマスショー」という歌番組があって、その中ではなんとリードギターに高中正義という超豪華バージョンで披露されている。ゲレンデでもいちばんたくさん聴いたような気がする。

「恋人と来ないで」は、岡田真澄とのデュエット曲。都会的で、大人っぽくて、甘くせつない曲。

「雪だより」は、B面最後の曲。「恋人と来ないで」がB面最後から2曲目で、この「最後の2曲」がタイプこそ違え、どうにもせつない曲で、それまでの海や山のリゾートではしゃいだイメージから一変して、よけいに胸がキュッとなる。「雪だより」はスキーシーズンの到来を前に、去年スキーで出会った彼から手紙が届き、静かにワクワクしながらも ためらいも感じている素朴な女の子の心の中を歌った名曲で、自分はこのアルバムの中では1番好きな曲のような気がする。

な〜んてことを書いているような状況じゃないけど、いい歳して気持ちがゲレンデに飛んじゃったりしている深夜のひと時なのでした。ホント、名盤だと思う。サザンとユーミンは、ホントすごい。


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