東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。





サンロフトでは取締役会は毎月1回開催され、都度白熱した議論が行われています。今期 2022年度 最後のこの会もやはり白熱し、いい会議になりました。毎回、会議が終了したらその場で議事録が完成していて、押印まで完了してしまうのがサンロフトの取締役会の特長。テキパキしていていいですよね。「やるべきことはしっかりやる」けど「できるだけ効率的に行う」という点も考慮されています。


で、会議が終わるとそのままランチタイム。交わされる言葉の量は会議中と比べて減ることはなく、「議論から会話に変化する」って感じでしょうか。場の熱量も、楽しさもそのままです。今日は、会議が終了したときには、WBCの決勝がすでに終了していて、「日本優勝!」の報が伝えられ歓声が上がりました \(^o^)/ 。

ぼくは野球が大好きだし、WBCでの優勝は本当にうれしく思っている。録画してくれてあったので、夜、食事しながら見たけど、今回は若手がずいぶん抜擢されていて、苦しみながらもよく力を発揮していたと思う。そしてなにより感動したのは、彼らが明るく、実に楽しそうだったこと。あの舞台で緊張するなと言ってもそれは無理だと思う。もちろん真剣にやっている。でも、そこを乗り越えて、楽しそうだった。「知っている人は好きな人にはかなわない。好きな人は楽しんでいる人にはかなわない」という論語の言葉を思い出した。あの大舞台を楽しむ点においては、日本は確実にアメリカに優っていたと思う。それがチームの勢いにつながった。本当に素晴らしい勝利だったと思う。

そしてもう1つ言いたい。日本経済はかつて、「Japan As No.1」と言われ、世界でもてはやされた時代がある。その躍進ぶりはめざましく、ニューヨークのロックフェラーセンターを買収してしまい、アメリカ国民の逆鱗に触れてしまったほどだ。そのくらい力があった日本が、今や円安が進行し、山林が買われ、世界経済における日本の存在感は小さくなる一方であることは、とても悲しむべきことだ。今回、「No.1であることの素晴らしさ」を再確認した。もちろん世界一は素晴らしいけど、地方都市の中小企業ではなかなかそういう夢は描けないかもしれない。だったら、どんな分野でもいいと思う。「No.1であることの素晴らしさ」を思い出して、N0.1を目指して挑戦していきたいと思った。

そろそろ、このゆでガエル状態に気がつかないと。そして行動を変えていかないと。このままでは、日本は世界がしのぎを削る成長分野、最先端分野では、ほぼ用がない国になり、せいぜい世界からの観光客で賑わって「昔、ジャパンアズナンバー1なんて言った時代もあったねぇ〜」「え〜、ホント?信じられない」なんて言われるような国になってしまうと思う。

本当に微力だけど、日本を豊かにするためにがんばりたいと思った。


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