東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




ちょっと前のニュースだけど、ご紹介します。
青山学院大学の社会情報学部では、全学生に「iPhone 3G」の配布を決定したとのこと。

機器代、通信料もすべて大学負担ってところが驚き。
このニュースを宣伝費ととらえ、これでさらに優秀な学生が集まるようになれば安いものなのでしょうか。それはさておき、学生時代から高度なモバイル端末の扱いに慣れ、それを活かせる人材を教育するという方針は素晴らしいと思います。

以下、ニュースリリースから抜粋です。


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青山学院大学社会情報学部の全学生向けに「iPhone 3G」を配布
              「iPhone 3G」のアプリケーションを通して、
                   モバイル・ネット社会に通用する高度な人材を育成


青山学院大学(東京都渋谷区、学長:伊藤 定良)は、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義、以下 ソフトバンクモバイル)より発売中の「iPhone™(アイフォーン) 3G」(アップル社製)約550台を、社会情報学部に在学するすべての学生向け(学部設置2年目により1、2年生すべて)に導入します。

「iPhone 3G」は、革新的な電話とワイドスクリーンのiPod、そして先進的なインターネットデバイスの3つの製品をひとつにしたものです。高速な3Gネットワーク機能、GPS地図機能、Microsoft Exchangeのサポートを含み、さらに多くの特長をより身近にします。「App Store(アップ・ストア)」は、ゲームやSNS、家計管理ソフト、健康管理ソフトなど数万本のアプリケーションを提供しており、これまでに10億本以上がダウンロードされています。「iPhone 3G」は全世界81カ国以上で発売されています。

社会情報学部は、文理の枠を超えた知識と基礎力を身につけ、社会や組織の問題を発見・解決できる人材育成を目指す学部として創設され、「数理的素養」「コミュニケーション能力」「論理的思考」「情報の高度な活用」の4つの力をバランス良く身につけるカリュキュラムを中心とした講義が行われています。今後の知識情報社会に向けて、グローバルでユビキタスなモバイル・ネット社会に通用するアプリケーションやシステム、ライフスタイルなどを広く提案し、それを担える人材の育成に力を入れています。

今回社会情報学部では、目指す4つの力を習得するための一環として、学業とともに日常生活の中でも常に最新機能を持つモバイル端末を活用し、モバイル・ネット社会を実際に体感できる環境の提供が重要であると考え、社会情報学部に在学するすべての学生に「iPhone 3G」の配布を決定しました。

具体的には「iPhone 3G」の活用を次のように考えています。

「iPhone 3G」を大学標準のメールシステムやグループウェアと連携し、授業資料や教材の配布、出席管理、ミニテスト、授業収録放送を行い、学習に活用します。

低学年の学生には「App Store」にある世界的競争で優位なアプリケーションを探し出し、生活の中で体感し、新たなライフスタイルの提案に役立ててもらいます。また、学部の授業内でも学習理解に有益なサイトやアプリケーションを提供し、学内でもさまざまな情報を交換する場を提供していきます。

高学年には、モバイル・ネット社会を構築するサイトやアプリケーションシステムを研究し、実際に開発してもらい、将来的にはここでのアイディアや開発が世界マーケットで流通し、「iPhone 3G」で利用できるようになることを目指します。

また、社会情報学部は、地域社会の情報化にもゼミや研究開発を通じて寄与していくことも予定しており、地方自治体や経済団体を通じ、情報産業の創出などにも協力していくことを考えています。


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自宅に光ファイバーを引いて、パソコンだけはなく大型テレビもインターネット接続することよりも、モバイル回線をさらに高速化させて、iPhoneのような高度なモバイル端末を使いこなすことの方が重要なのかもしれない。

モバイル端末をビジネスに活かすこと、業務システムのモバイル対応、こういったところがこれからのビジネスのポイントになるような気がする。


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