最後の10分が特に良い。
さりげないギターの弾き語りで囁くようにワルツを歌うセリーヌ。
ジェシーならずとも、もう1曲リクエストといいたくなる。
すかさず、ノーノーノーと答えながら、お茶を入れに立つ彼女。
所在無げにCDラックに近づき1枚とりだしてかけるジェシー。
ニーナ・シモンのジャスト・イン・タイム・・・・・
・・・1968年はパリのオリンピア劇場でのライブバージョンだ。
曲を聴きながら彼女の話をするが2人とも本心なのは明らか。
おもしろおかしくジェスチャー交えて口ずさみ、おどけるセリーヌ。
そのままフェードアウト、エンドロールへ,ニーナはまだ歌ってる。
続けて、ジュリー・デルフィ自らの”ジュ・テーム・タン”が流れる。
彼女、最後に歌いたかったのも本音、本心であろう。
ビフォー・サンセット・・・映画ネタとしては少し古くて恐縮ですが、
昨日からのニーナ・シモンつながりという事でお許しを・・・
セリーヌの部屋を描くとこんな感じ、およそ15,6帖のワンルーム・・
写真のピンナップがやたらと多いが、無造作に積まれた本といい、
雑然 とした雰囲気にとてもマッチ、等身大の女性を感じ、好きです。