今日は友人Kさんと現地待ち合わせにて、
ノリタケの森ギャラリーへ行った。
”増山たづ子さんの写真展・・・遺されたネガから”
岐阜県揖斐川上流、徳山ダムに沈んだ村の記録展である。
12,3年ほど前から、シーズンになるとよく釣行した川で
岐阜県と福井県の県境を水源とするとても奥深い峪であった。
そこに住み、故郷を失った人々の思いとは比べようも無いが、
美しい風景は眼に焼きついて、離れない。
残雪の中、同じポイントから立て続けで毛鉤に食いついた
サイズの割りに太った見事な3匹のあまご。
穏やかな流れの中にも強い水勢を感じたあのポイント、
こごみが群生していた川原、さるなしを食べたあの谷・・・
今となっては全て記憶の中だけに・・・
幾つかの谷は将来、道も付き、渡渉可能になるであろう。
いつの日か再び訪ねてみようと思う・・・・・・
スケッチはノリタケの森敷地内、工場跡モニュメント
6本の煙突である。