近所に源頼朝の生誕地とされる史跡がある。
誓願寺というお寺なのだが姿は残っていない。
尾張名所図会という天保年間(1838)に執筆された
地誌の中で、鳥瞰図を見ることができる。
福重寺、全隆寺、龍珠寺、弥勒院、菖蒲池。
現在の姿ではないがいずれも描かれている。
位置関係は現在とほぼ同じに正確である。
私が高校生くらいまでは町内は白鳥菖蒲池と呼ばれた。
池は無かったが幼い頃から地名の由来は想像がついた。
池はいつの時代に無くなったのか、
誓願寺だけ現存していないのは何故だろうか?
そんな事を想いながら・・・昔日のわが町を。