毎日のスケッチ・ブログ

山田久仁夫のサイト・日々の暮らしの中で描いた水彩スケッチを毎日掲載・早描きスケッチ、日常の風景、旅の印象、写真等・・

鮭のロースト・roast salmon

2011-01-04 | スケッチ

Web

正月、俄かシェフの2作目は鮭のロースト。

1尾の4分の3を使用、残りは糟汁に。

レシピによると20センチ長さくらいで4人分

12人分作るとなると、これは十分シェフの名に値する。

まづは、頭と尾を祖母譲りの出刃包丁で切り落とす。

これは以外と楽にできた。

次は2枚におろす、これも以外にも簡単にできた。

難関は次だ3枚におろす。

中身を切りはなすのに手間取った。

薄くなった分だけ手の押さえが利かない。

ここまでに何回も塩まみれの手を洗うが、よくすべる。

尾に近い部分はさらに薄いので、切り口がなかなか

”すぱっと”いかない。部分的に無残な切り口となるが、

糟汁部位だからと目をつぶる事にした。

料理の大半はこのさばく作業なんだと納得。

簡単なレシピだから、選んだ料理だったが。

つめものは事前に作った・・・

スモーク・サーモン、パプリカ、パセリ、バター、生クリームのパテ。

鮭に切れ目を入れてパテを詰め込みオイルをふりかけ

オーブンで30分ロースト。

その間に糟汁を作る時には幾分余裕もでてきた。

客はおせちと、友人息子に託した焼き牡蠣をほおばり、

後ろで待ちわびる。

果たして見場は今ひとつだが、味の出来上がりは上々。

次回への糧となったのは確かだ。


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