エリカ様は、
えりちゃんと改名することにした。
なぜなら、エリカ様と言われる人はあまり幸せそうではないのと
エリカという名前をつけるとき思い浮かべていたのは
超人ロックの エーリカだったからだ。
こんど超人ロックの漫画について書こうかなあ。
でも、私が知っているのは80年代くらいまでなんだけども。
エーリカは超能力者ではない人間たちを虫けらと嘲り、苦しませながら死んでいくのを眺めて喜ぶような、今でいえば あちら側の人たちみたいな人格のキャラクターなんだけど、おお、いま書いていておそろしい。まさにそういう感じ。
弾圧に堪えかね、革命を起こそうとする人々の仲間を演じて最終的には陥れ狂い死にさせるみたいなことを 楽しんでいるみたいなキャラで
最終的にはロックに殺すしかないと、決心させしめ、実際 炎の中で絞殺される。
その場面がとても美しく、人が人の首を絞めている場面を
描いてあるのに。。
ポストカードに仕立て上げられて、売られていた。
(私も長らく持っていたが、今はあるかどうか不明)
猫の話だった。
エリちゃんは、
毎日 家の庭に前と同じように来るようになった。
最近は 目を失った顔で私のことを「キッ」と前のような目つきで(残った左目にもきちんと目力が残っている)見るようになった。目があうようになった。
それくらいの距離感まで姿を見せてくれるようになったのである。
ストレスからなのか、毛繕いしすぎてなのか前足が禿げて皮膚が露出していたり胸の辺りの毛が全部抜けて露出していたり(人間であれば前腕部にあたるところが脱毛していた。そこは、今はすこし毛が生えてきて皮膚は覆われている。胸のところはまだ禿げたままだ)
そして、
近所のお宅の倉庫の下に潜んでいたのが
今は家の庭に置いてある布団に乗っている。(そのうち寒くなれば移動するのだろうが、長いこと外でその布団に乗っている)
発泡スチロールの猫舎を作って、その付近にたくさん置いてあるのだが、
後から来たので入れないのか外にいるので
新しい猫舎をつくることにした。
入ってくれればいいのだが。