ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

NHK おはよう日本 インタビュー

2019-09-03 21:45:06 | 思ったこと
NHKおはよう日本のインタビュー
テレビで放映されなかった部分も全部載っています。

以下、自分が気になった部分をコピペ

女優 のんさん インタビュー 初の舞台演劇に挑戦!|けさのクローズアップ|NHK おはよう日本   https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/08/0831.html

怖さと楽しさは紙一重だと思います。
私は稽古の日々が恐怖だった。
自分がどうしたらいいんだろうとか、自分が作り上げられるのかみたいな怖さみたいなのを毎日感じていたんですけど、いったん舞台が開けてしまうとやるしかないので。
そこの恐怖から逃れられたかな。』

「舞台では、差別や偏見、格差といった強い者が弱い者を支配する世界が描かれていますが?」
『本を読み解いていくのが大変で。
あんまり気持ちのいいものではない。
差別する心というのは悪いことだなと認識してますね。
すごく難しい問題ですよね。
そこに甘んじている人もいるし、私みたいに自分の意思が強いと、自分自身が作り出していきたい気持ちが強かったりするので、人それぞれだと思いますよね。
強者、弱者が好きな方もいるんですよね。
そこが好きじゃない人、どっちでもいいという人もいるし、それによって戦争とか起こったりすることにはよくないですね。』


『今回、私の恋人の中で、主人公の井上ユウスケ(のんさん)が話すせりふの中に、『血だ、血脈だとそんなこと言っているから殺りくがやまないんだ』というセリフがあるんですけど。
人との関係性や血のつながり、家族との愛情っていうのはすごく素敵なもの、大切なものと思うんですが、それに執着すると怖い部分にふれてしまうかもしれない。』

『私は『私の恋人』という今回のタイトルがすごく好きで、自分の憧れを、自分の夢を追うことで何者からもとらわれない世界をつくるというのは、すごくそれが人と関わる上でも優しい道になるんじゃないかな。』

『あこがれの気持ちを持つことが、純粋でキラキラしているものだという気がしているので。
そのあこがれを追い求めるということが、強者とか弱者とかとらわれないということなのかなというふうに私は受け取りました。

「被災地の方のやさしさ、力強さを感じる?」
のんさん
力強いなと思いますね。
まだ復興が進んでいる中で自分が一番に戻ってきて、お魚屋さんの店主さんに会ったんですけど、自分が戻ることで、みんなが帰ってきやすくなるんじゃないかとお店を開いているかたがいて、かっこいいなと思って、こんなふうに力強くみんなのためという気持ちでその場所で働くというのは勇気がいると想像して、すごいなとあらためて思いましたね。

「最後に、夏休みが終わり新学期を迎えるなかで、いま生きづらさを感じる若者や子どもたちも多いと思います。
そんな子どもたちに、のんさんからメッセージを。」

『生きづらさみたいなものは人それぞれかもしれないですけど、私自身は、自分自身がこうしたいと思った気持ちは止められない部分があって、猪突猛進なところがあるので、『楽しむ』というほうを取るようにしてますね。

『社会人として生きていく中で、やらなくちゃいけないこととか、ここはおさえとかなきゃいけないことだったり、うまくかわしたりとか、正面から受け取らないようにしたりとか、しなきゃいけないことたくさんあると思うんですけど、でも自分の中で、『私の恋人』を、憧れを追い求めるみたいに自分の大事な部分に自身をもつことが、すごく大事かなと思いますね。

『人と関わっていく中で、人とのつながりの大切さだったりとかを学んでいかないといけない部分はあると思うんですけど。
私も感じることもたくさんあるし、ですけど、なかでも自分の信じることとか、自分の“この部分がある”ことによって面白くできるとか明るくできるとか、そういう部分に自信を持つ。
“自分の中にあるんだ”ということに気づくというか。
根拠ない自信を持つということが大事かなと思いますね。

「でも、そういう自信を持つってことは、大事なこととわかっていても忘れてしまうこともありますよね。」

『そういう場合は、自分が生きてることに自信を持つというか。
私も、自分が何者でもないころから自信満々なところがあって、でもすごい泣き虫だったりとか。
だんだん自分の何かというわけではなく、自信を持っている中でなんかちょっと、ふって『(こう)じゃない』ってセンサー働くときがあるというか、わかんなくなっちゃったときは、やっぱ“自分は生きている”ということを誇らしげに、調子に乗っちゃえばいいかなっていうふうに思いますね。


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