最近、切り花に「クリザール」という薬を使うことを覚えた。
これがまたよく保つのでびっくりしている。
250mlが3〜400円くらいだったと記憶しているんだけど
それで、花が2週間は保つ。
花を数日毎に取り替えるよりもお得。
そして、花が元気だし、腐らないので気分がいい
(腐って臭うと気分も落ちる)
元気な花を見ると嬉しいし
つぼみも7〜8割くらいが開花していくので楽しみもある
今までは
買ってきた時のつぼみは大抵そのまま枯れるというか腐敗するのが常だったが
咲くので驚異的なのです。
生き生きした花が、いろんな風に関わり合いながら咲いている様を
観ると、昔 花の教室に行っていた時の事を思い出す。
日常的に買える花で、上手に生ける方法を教えて欲しいという希望をよそに
オーストラリアから航空便で運ばれてきたみたいな高級品を扱う教室で
毎回、自分には過分な事を習っていた
それはそれで幸福なことではあったけれど
そこを辞めてから 仏前の花などを花瓶に生ける時
何も役だってなかったなあ(何も習得してなかったなあ)と思って
花を観るのも嫌だったけど
こうして、ただただ生けただけの花に癒されるということは、
生きているだけで花は綺麗で
素敵な存在で
上手に生けようが 下手に生けようが
花は綺麗なんだなあ、
花が健康で生き生きしていれば
それだけで癒されるんだなあと
しみじみ思った