ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

平成という時代に手に入れ失いつつあるもの

2019-04-30 22:32:48 | 占い風 記事
今日はタイヤ交換をした。

いつ交換をしたのか調べる。

PCで、ファイルを見つける

インチの合うタイヤを検索した履歴や、メールの履歴、メモ、写真などから総合して、
4年前に一本交換したことを思い出す。その時のエピソードも。

平成の初め、
メールという手段は存在せず、
パソコンも遠い存在だった。
平成10年前後にワープロなどが身近になり、フロッピーディスクなど
磁気テープ以外の
記憶媒体が身近になっていく

脳の記憶をどこかへ移して保存しておくことができるようになり

私たちはそれまで保存し得なかった、膨大な量の記録を保存できることになった
映像も、写真も、文章も、電話番号も、住所も、人の名前も。

そして、自分で覚えていることをしなくなった。
自分の中に記憶を貯めることをしなくなり
たいていのことは検索で探し当てる

覚えるということを、忘れた脳
しかし、覚えてしまう脳。
膨大ないらない情報を
次々に蓄積して行く脳
みたものを覚えてしまう脳。

いらない記憶
必要ない記憶も、視覚的刺激で入って来ては、痕跡を脳に残す。

そのうち、メモリがたりなくなってしまうんだ。

いずれ、大量の いらない記憶によって侵食された私たちの脳は、
限界を迎え退化し始める

平成の終わりを迎え、
認知症が大きな社会問題になりつつある。

それと
この時代の流れは 全く関係のないものであろうか。

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