昨日は鳥取県境港市の「みなとテラス」という会場で、「水木しげる生誕祭」が行われました。
その前日もプレイベントとして、妖怪のコスプレをした方々が、水木先生の生誕の街中をパレードしました。
翌日の3日は市内の「みなとテラス」というイベント会場で、京極夏彦先生も交えて、トークショーやコスプレーヤーの選抜大会等も行われたようです。
その会場で、「一つ目小僧」も無事登場したようです。
選ばれたかどうかはまだ知りませんが。
其の様子はまた後日アップします。
ということで、妖怪の被り物の製作が続きましたが、ついでと言ってはなんですが、また妖怪の製作です。
以前の記事に、古民家のイベントで展示した妖怪がありますが、それの製作記事をこれからアップします。
かなり大型のフィギュアなので材料も、手間も大変でした。
このフィギュアは、地元の国立公園大山という霊峰山の伝説で登場する妖怪なのですが、まずはその製作途中の写真です。
なんじゃこりゃ?ですね。
目玉はタマタマ手元にあった発泡スチロールの玉です。
それを目玉にしています。
本体は、いつものスタイロフォームです。
切り出して貼り合わせ、これからか削り出します。
ここまで見れば何の妖怪かわかったと思います。
ポーズは「歌舞伎」の見えを切った感じで、左手を突き出しています。
大きさは、人間の上半身くらいあります。
腕も、人と同じか、ちょっと大きいくらいに作っています。
かなり大きいので、削るのも大変です。
削り出しには、やはり大型のカッターでザクザクやるのが一番手っ取り早いようです。
ニクロム線に通電して焼きとるのも一つの手ですが、思ったより早く切れません。
やはりカッターでザクザクやるのが一番早いようです。
ある程度形になったら、80番くらいのサンドペーパーでゴシゴシこすって曲面を出します。
かなり静電気を帯びた粉が身体中にくっつきますので、水を霧吹きで吹いてほうきで払いおとします。
今の状態ではかなり間抜けな顔ですが、粘土を盛って行くと全く別物になります。
続く!