先日の3月3日に、鳥取県境港市の「みなとテラス」という会場で、「水木しげる生誕祭」が行われました。
水木先生は今年、102歳になられました。
亡くなった後でも、水木先生のファンがたくさん集まって妖怪で大変盛り上がったようです。
水木先生も生前、「妖怪を使って遊びなさい。」と言われてましたので、多くの人が妖怪に扮して大いに楽しんだようです。
3月2日にはプレイベントとして境港駅前から水木しげる記念館まで、妖怪のコスプレの集団がパレードを行いました。
この時は、私の知り合いが「見上げ入道」の被り物を被って参加しています。
上の写真にも写っています。
この見上げ入道も私が作りました。
翌日の3日は、「みなとテラス」というイベント会場で、「一つ目小僧」のコスプレで登場しています。
ちゃんと豆腐も持っています。
ステージではたくさんの水木ファンの妖怪たちに囲まれてスタッフ一同大変盛り上がったそうで、これまでで一番面白かったということです。
上の写真にも「一つ目小僧」が居ますが、さて、どこでしょうか?
ここなんです。
会場一番後ろの塗り壁隣です。
造形的に目立ったのか、地元のケーブルテレビのインタビューを受けたり地デジの放送局の映像にも映っていました。
他のコスプレしている方もたくさんいたにもかかわらず、たくさん映ったようです。
ということで、水木生誕祭も無事終わったようです。
そして、次は米子高島屋の4階特設会場で、カルチャースクールの「Chukaiコムコムスクエア」の春の作品展が開催されます。
去年もあったのですが、今年はちょっと早めです。
展示は、3月7日〜3月11日まで、朝10時から夕方19時までです。
作品の搬入が明日13時以降ということなので、教室の生徒作品と、私の作品を搬入します。
今年は生徒の作品ができたので、プラモの作品は生徒に任せて、私はフィギュアの作品を2点と、あと一つ何かを持って行きます。
また当分バタバタしそうです。
ということですが、妖怪、「烏天狗」の製作です。
昨日まではスタイロフォームから削り出した状態のものでしたが、今日は粘土を盛った状態になります。
粘土を盛る前はこんな状態です。
顔部分にいつもの「ウッディー粘土」を薄く伸ばします。
さらに、スタイロフォームで袖を作り、それにも粘土を塗ります。
袖のシワや大きさはぶっつけ本番です。
ちょっと離れた所から見たりいろんな角度から見て形状を修正して行きます。
扇風機で風を当てて、粘土を乾かしながら形状を作って行きます。
右腕の刀もスタイロフォームから削り出して作ります。
目の上の肉盛りを強調して怖そうな面構えにします。
このフィギュアですが、上半身しか作りません。
このフィギュアは「米子工芸会」で展示するために作ったので、制作期間も2週間しかなく突貫で作ったものです。
こちら地元の国立公園大山の開山1300周年記念として作ったものです。
この大山は古くから「天狗」の伝説があり、米子工芸会から大山にちなんだ作品を作れということだったのでちょっと大きめのフィギュアを作ることにしましたが、全身を作ると大変なことになるので、上半身だけで見栄えのするデザインで作りました。
これからどんな風にレイアウトされるか?
続く!