前回は、DVDや書籍の紹介しましたが、映画自体の感想等書いてませんでした。
映画のストーリーや演出等は、子供が見ても大人が見ても下品な所も無く安心して見る事が出来ます。
というのも、この映画、セサミストリートの製作者「ジム・ヘンソン」が製作しています。
登場キャラクターの「オーグラ」というキャラクターは「クッキーモンスター」とか、「スターウォーズ」の「ヨーダ」を操作していた「フランク・オズ」が担当しています。
本来、子供向けに製作されたのではないかと思う部分が有りますが、決して子供向けの映画では有りません。
沢山の大人が真剣に取り組んで製作した真面目な映画です。
ストーリー展開は単純で分かりやすく、何といっても登場キャラクターが可愛い!
それに人形とは思えないくらいスムーズな動きをします。
クライマックスは思わず泣いてしまうくらい感動します。
主人公の「ジェン」が、ちょっと情けない男の子で、「キアラ」の方が女の子なのに強いんですね。
この辺の駆け引きがちょっと笑えたりします。
今はブルーレイも発売されているので、高画質で見ることも出来ます。
ブルーレイには映画の予告編や、メイキングも入っています。
買って損は無いと思います。
この映画は、1982年に公開された物なので、今時のCGとか一切有りません。
全てアナログで撮影されています。
背景も全て手作りされた造形物です。
一体の人形を4〜5人の操演者が動かしています。
YouTube等で一部動画が見られるので一度検索して見てください。
きっと驚くと思います。
まさに特撮映画の傑作と思います。
なのに、意外なほど知られていないんですね。
不思議です。
私はこの映画何度見たか分かりませんが、50回以上は見ていると思います。
大人から子供まで安心して見ることの出来る映画です。
ブルーレイには、日本語の吹き替えがあるので子供でも大丈夫です。
是非一度ご覧ください。絶対にもう一度見よう!と思います。
この映画の登場キャラクターの「ジェン」と「キアラ」が大阪に行った時販売されているのを見ました。
パッケージを手にしたら、2体セットの販売ということで、かなり高額だろうな?と思ったら、セットで¥9800でしたので、即買いました。が、! 中身を見てちょっとがっかりでした。
これがその中身です。
こちらが「キアラ」高さが30センチくらい有り、割と大きなフィギュアです。
見ての通り、映画の「キアラ」とは似ても似つかない仕様です。
この右下の写真が映画の「キアラ」です。
基本的な顔の形状等はそれほど悪くは無いようですが、前髪が短すぎたり、目のペイントが気持ち悪かったり、かなり残念な仕上がりです。
ただ、着物は刺繍で模様が入っていたり、背中の羽もちゃんと再現されています。
それと、相棒の「フィズギッグ」もちゃんとついています。
犬の様なキャラクターです。
「ジェン」の方ですが、
こちらも何だか変。
目の部分がやたら窪んでいる様です。
ソフビのため変形しているのか?やはり目のペイントが気持ち悪いですね。
でも、ちゃんとダーククリスタルのカケラと独特の笛もついています。
それに、このフィギュア、関節可動です。
可動範囲はあまり大きく有りませんが、取り敢えず動きます。
パッケージのサンプル写真は多少マシですが、やはり修正が必要な様です。
いっそ、頭部を自作して挿げ替えた方が良いかもしれません。
それか、ランドストライダーと一緒にフルスクラッチでフィギュアを自作してしまうか?
ですね。
映画は大人でも十分楽しめますが、フィギュアは満足ゆかない仕様でした。
いずれ頭部は修正したいと思います。
フィギュアはともかく、映画は絶対に満足できると思います。
騙されたと思ってブルーレイを買って見てください。
きっともう一度見たくなると思います。
家族全員で見てください。
クライマックスは泣きますよ。