自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

アンモナイトを作る パート03

2024-11-06 08:53:05 | 仕事

アンモナイトの制作ですが、生きた状態の実物を見た事がないので、参考資料として「イカ」を買ってきてみました。

この口の部分ですが、「カラストンビ」と言うらしいです。

吸盤も大きさが微妙に違う物が並んでいます。

肌の部分も色を変化させる点々が沢山並んだ状態です。

コレを再現はかなり難しい。

それに、アンモナイトがこんな色合いだったかどうかも分かりません。

誰も見た事がないのなら、自分のイメージで、勝手に作ってもわからないか?

と言う事で、散々悩んだ挙句、適当に作ろうとと思いました。

目玉は、

生き物の様な透明感を出したかったので、アクリルのレンズを埋め込みました。

ガラスの様な透明感が有ります。

反対側も。

足の加工ですが、

足の中心にアルミの針金を埋め込み、補強しました。

それに、

「ウッディー粘土」を薄く塗り、粘土を指先で丸めて押し付けます。

さらに、その丸い粘土に、丸い棒を押し当てて吸盤のへこみを再現します。

この方法なら大きさを微調整でき、簡単に作れます。

と言っても、吸盤の数が膨大ですが。

足の中心の「口」ですが、

別に作ってビス止めしました。

次に足を胴体に接着してから粘土を塗り付けます。

そして、アンモナイトの殻も、形を整えます。

180番位の荒いサンドペーパーを筒状に丸めて、貝殻の窪みを削り出します。

あらかじめ線を引いていた部分をガイドにして削ります。

だいぶアンモナイトらしい形になりました。

イカやオウム貝の形状を参考に形にして見ました。

頭のひさしの様な物は、有ったとか、無かったとか、諸説ある様ですが、イメージ的に有る方が、よりアンモナイトっぽかったので、あえて作って見ました。

専門家の方から見たら、こんなの違うと言われそうですが、分からないのでこのまま製作を続けます。

アンモナイト自体はほぼ形に成りましたが、表面のディティールや色をどうするか?
コレも分からないので、イカの肌を参考にしました。

この模型がどんどん変わります。

続く!