アンモナイトの制作ですが、生きた状態の実物を見た事がないので、参考資料として「イカ」を買ってきてみました。
この口の部分ですが、「カラストンビ」と言うらしいです。
吸盤も大きさが微妙に違う物が並んでいます。
肌の部分も色を変化させる点々が沢山並んだ状態です。
コレを再現はかなり難しい。
それに、アンモナイトがこんな色合いだったかどうかも分かりません。
誰も見た事がないのなら、自分のイメージで、勝手に作ってもわからないか?
と言う事で、散々悩んだ挙句、適当に作ろうとと思いました。
目玉は、
生き物の様な透明感を出したかったので、アクリルのレンズを埋め込みました。
ガラスの様な透明感が有ります。
反対側も。
足の加工ですが、
足の中心にアルミの針金を埋め込み、補強しました。
それに、
「ウッディー粘土」を薄く塗り、粘土を指先で丸めて押し付けます。
さらに、その丸い粘土に、丸い棒を押し当てて吸盤のへこみを再現します。
この方法なら大きさを微調整でき、簡単に作れます。
と言っても、吸盤の数が膨大ですが。
足の中心の「口」ですが、
別に作ってビス止めしました。
次に足を胴体に接着してから粘土を塗り付けます。
そして、アンモナイトの殻も、形を整えます。
180番位の荒いサンドペーパーを筒状に丸めて、貝殻の窪みを削り出します。
あらかじめ線を引いていた部分をガイドにして削ります。
だいぶアンモナイトらしい形になりました。
イカやオウム貝の形状を参考に形にして見ました。
頭のひさしの様な物は、有ったとか、無かったとか、諸説ある様ですが、イメージ的に有る方が、よりアンモナイトっぽかったので、あえて作って見ました。
専門家の方から見たら、こんなの違うと言われそうですが、分からないのでこのまま製作を続けます。
アンモナイト自体はほぼ形に成りましたが、表面のディティールや色をどうするか?
コレも分からないので、イカの肌を参考にしました。
この模型がどんどん変わります。
続く!