来る「水木しげる生誕祭」の妖怪パレード用被り物に製作ですが、最初の形を決める方法を書いていませんでした。
いつもなのですが、今まで作った妖怪の被り物を作り始める前に、そのキャラクターの原寸型紙を起こします。
これですが、
カレンダーの紙を使い、自分の肩の幅で幅を決めて、その大きさから頭の大きさを決めました。
この画像のバランスになる様に描き、それを原寸型紙として使用します。
実際の被り物に載せてみると、
この様に、ちょっと大きくして有ります。
着物の前を合わせた時、胸の部分が見えてしまいそうでしたので、スタイロフォームをちょっと長くしてカバーしました。
口の開口がまだちょっと小さいかもしれませんが、「のっぺらぼう」って、あまり大きな口では無いようです。
「おちょぼ口」の様なので、出来るだけ小さめに口を作り、それでも視野が取れる様に調整します。
型紙の裏には実際に被った時の人の顔の大きさを書き込んでいます。
口の位置が目の位置に来る様にして有ります。
この被り物は「のっぺらぼう」ですが、全く顔のディティールが無くなると面白く無いので、うっすらと、目や、鼻筋がわかる様に表面を削ってみようと思っています。
それに、肌は、ツルッとしているより、ちょっと荒い毛穴やちりめん肌にして皮膚感を表現してみようと思っています。
なにぶん、何も無い顔なので、そのままのっぺりと作ると全く面白味の無い物になりそうなので、ここは腕の見せ所でしょうか?
素人に細工とは違う所を見せたいと思います。
続く!