連日アップしている「福の神」の被り物ですが、今日で一気に木製っぽくなります。
発泡スチロールを削り、紙粘土で表面コーティング、木工パテで木目仕上げをし、いよいよ木目の書き込みです。
先ず、使用した塗料ですが、アクリル絵の具です。
紙コップにローシェンナー、黒、赤等混ぜて木の濃い色合いの絵の具を作ります。
右のカップはコーヒーです。
コーヒーは塗装に関係ありません。
コーヒーの横の平筆は濃い木目を描き込む筆です。
この時に、薄い木の色も同時に作っておきます。
最初に薄い方の木の色を硬い毛の鉄骨用刷毛で大雑把に塗ります。
絵の具はすぐに染み込むので、水でかなり薄めないと伸びません。
シャバシャバに薄めた物を、塗りむらを作る様な感じに大胆に塗ります。
その絵の具が乾き切る前に濃い木の色を平筆で一方方向に撫でる様に塗ります。
濃い木の色の絵の具も薄めに水で溶いておきます。
薄めないと物と薄めた物と筆に半分ずつつけて撫でる様に一方方向に塗ると、割と簡単に木目っぽい筋模様が描けます。
あまりゴシゴシするのではなく、一方方向に一気に擦ります。
1回目だとこんな感じですが、
濃い木の色を何回か塗るとだんだん木の質感になってきます。
ある程度色がついたら、フェルトの様な柔らかいしっかりとした布で磨きます。
あまり強く磨かない様に、軽く丁寧に、愛情を込めて擦ります。
擦り続けると、
ちょっとツヤが出てきました。
これを繰り返して磨きます。
クリア塗料とかは全く使ってません。
ここまで磨きましたが完成まで後もう少し磨きます。
まだまだ磨きが足りません。
この時点でかなり木製に近づきましたが、さらに磨きます。
木目が薄れた気がしたらまた絵の具を塗り、磨きます。
これがどんな仕上がりになったかは次回に。
続く!
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