自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

三朝ラドンを作る パート01

2024-11-02 15:26:27 | 仕事

昨日は物騒な物をアップしたので、今日はユルイ物の製作記事です。

もうだいぶ前のことですが、三朝の観光協会から「ラドン」を製作して欲しいと連絡が有りました。

「ラドン」???

あの東宝映画のラドン?
コレは面白いと、思いましたが、違いました。

ラドンとはコレでした。

このゆるキャラです。

着ぐるみも製作されているので、今更何で?と思いました。

と言うのも、台湾と、三朝の交流の証として、このラドンの人形を作って贈るとの事でした。

台湾の公園に設置するそうです。

なので雨ざらしだし尖った部分は危険なので安全面も考えて製作します。

大きさは身長が1メートル20センチほど。

子供の背丈くらいで、石の台座に取り付けるという事です。

そこで、この人形はグラスファイバー強化樹脂、つまりFRP で製作することになります。

そこで、先ず発泡スチロールで原型を作り、型取りしてFRPで複製し、彩色して完成させます。

先ずは低発泡の発泡スチロールを購入します。

大きさは、縦2メートル、横1メートル、厚み50センチの物を熱線で焼き切り、おおまかな形を切り出します。

スチロールのブロックに正面の形状を書き込み、切り抜きました。

それを削って、

ここまで形にしました。

背中見は背鰭があります。

正面には、

カンガルーの様なポケットが有り、子供が入っています。

型取りの際、子供の頭が邪魔になるので、取り外し式にして有ります。

コレをサンドペーパーで磨き上げてツルツルにします。

発泡スチロールの密度が細かいので磨けば結構綺麗になります。

大きな傷や継ぎ目は、紙粘土を塗って埋めました。

全身発泡スチロールの粉まみれになりながら、何とか形を削り出しました。

コレを、大阪の取引先の造形会社に送り、型取り、複製、ペイントしてもらいました。

時間的に、私1人では間に合わなかったので、協力してもらいました。

そして出来上がりました。

っと、

完成写真は次回に、

続く!

 

 

 

 


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