高梨選手は、失意の中でも気丈に振る舞い
関係各所にクレーム殺到で大問題に発展して
競技団体自体のイメージ悪化まで気を使って
そうなることを避けるためか
メッセージを出しているようですが
女子競技を牽引してきただけに、余計頭が下がります。
然し乍ら、本当にこれが正しい判定なのかどうか
いくら厳格なルールを作ろうが
それを運用するのは人間なので、
何かしら是正しなければ、
それこそ、延々と問題を引きずるだけでなく
更に別の問題へと発展しかねません。
やはり、その辺は、ハッキリさせておくべきだと思います。
しかも「1センチ2センチではない」
というなら、何センチなんだよ?とツッコミたくなりますし
太もも部分が2センチ大きかったとする日本側の見解と食い違う
と言うなら、
当然、選手ではなく、スーツを渡したとする日本側スタッフが
公の場で、土下座謝罪するのは大袈裟としても
伝聞ではなく、正式に謝罪すべきでしょう。
選手にばかり責任を負わせて、他は沈黙では
あまりに可哀想です。
こう言う状況を見るにつけ
様々な、他の巨靫団体の腐敗とか不信が募ってきて
競技自体の興味も薄れ、誰も見向きもしなくなるでしょう。
ただでさえ、テレビ等の放送の仕方、実況とかすら
興味を削ぐような演出ばかりが鼻についてますから。
高梨沙羅を失格にしたポーランド判定員が正当性強調「違反は1センチ、2センチではない」
2022/02/09 12:16
高梨は号泣した(ロイター)
(東スポWeb)
ノルディックスキー・ジャンプの混合団体で高梨沙羅(25=クラレ)ら女子選手5人をスーツの規定違反で失格にしたポーランド人判定員のアガ・ボンチフスカ氏が判断の正当性を主張している。
7日に行われた混合団体で失格がわかると高梨は号泣し、4位とあと一歩メダルに届かなかった責任を一人で背負い込んだ。同日の失格者は高梨のほかダニエラ・イラシュコシュトルツ(オーストリア)、カタリナ・アルトハウス(ドイツ)、シリエ・オプセト、アンナオディネ・ストロム(ともにノルウェー)の計5人。ドイツのシュテファン・ホルンガッハー監督が同国メディア「ZDF」などに「これはスポーツの精神に反する。完全にクレージーだ」などと怒りをぶちまけるなど波紋が広がった。
国際スキー連盟(FIS)の運営責任を問う声も大きくなっている中、ボンチフスカ氏はポーランドメディア「SPORT・PL」に「選手は守らなければならないルールがあります。私の仕事はルールを守ることです。もしルールが違反があれば、残念なことですが、混合団体のようなことが起きることがあり得るのです」と正しい判断だったと主張した。
さらにこんな事情まで明かした。「個人戦では、すべての選手がチェックされるわけではありません。逃げ切った人もいます」
また高梨の失格についても言及。号泣してチームメートに謝罪した高梨を失格するのは大変だったのではと問われ「彼女たちには申し訳ないという思いもある。しかも五輪という大舞台で失格を伝えなければならないのは、本当に難しいことです。それでも違反があればそういう判断をしなければなりません」。その上で「肉眼で見ても違反は明らかで1センチ、2センチの問題ではありません。それははっきりしています」。これは太もも部分が2センチ大きかったとする日本側の見解と食い違う。
さらに失格となった高梨とイラシュコシュトルツのケースは、チームもスーツが大きすぎることを認識していたとしたが、果たして…。