La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

porc à la diable 豚肉のディアブル(悪魔)風

2021-07-19 16:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。
今回は、豚肉のディアブル風を紹介します。

マスタード系の辛いソースで作る料理をà la diable (悪魔風)と呼びます。

昔のブログ記事で紹介したことがあり、今もかなり見られていて、興味を持って頂いているようですが、レシピそのままで作って、動画も画像も撮り、再度わかりやすく紹介します。

過去記事


すごく簡単なのに、手の込んだおしゃれ料理感が出るので時間のない時でもおすすめです。😆

⚫︎下拵え用肉材料(2人分)
豚肉(ヒレやロース肉など)
2切れ
塩胡椒 適宜
小麦粉 適宜(肉一切れに
大さじ1位が目安)
油 大さじ1

⚫︎ディアブルソース
卵黄  1個分
マスタード  大さじ1
⚫︎飾り用パン粉
パン粉 大さじ1
ニンニク 一片(おろす)
粉チーズ 小さじ1
ハーブ 生で大さじ1(刻んだもの)
          ドライで小さじ1
油 大さじ1

① 肉にフォークで穴を開け、塩胡椒して小麦粉をまぶし、温めたフライパンに油を敷き焼く。




② 両面にある程度焼き色がついたら取り出し、耐熱容器に並べる。




③ 卵黄とマスタードを混ぜる。




④ 熱したフライパンに油を大さじ1熱し、おろしにんにく、パン粉を炒める。




⑤ 色づいたら取り出し刻んだハーブ、粉チーズと混ぜる。




⑥ 肉の表面に③を塗り、⑤をかけて、200度のオーブンで5〜10分焼く。









※オーブンで5分くらい焼いて、もう少し焼きたければ温度を170〜180度に下げた方がいいです。アルミ箔をふんわりかけて蓋をしてもいいです。


粒マスタード

ハニーマスタード


耐熱皿

マスタードについても書いてます。↓

鶏肉でも美味しいです。
是非作ってみてくださいね。


動画でわかりやすく☆


それではまた☆


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いつもありがとうございます。

キャロット・ラペ — フランスの超定番にんじんサラダ

2021-07-17 21:05:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、フランスの惣菜の超定番、キャロット・ラペを紹介します。
おろした、擦りおろした人参という意味の料理、チーズおろし等で擦りおろしてもいいですが、細く切ったものを使うことが多いです。

包丁で切る場合と、皮剥き器と包丁で切る方法を紹介しています。

包丁で切る場合は、薄く切って、それを少しずつずらして重ね並べて、細く切っていきます。




皮剥き器を使雨場合、フォークで上を刺して抑え皮を剥く要領でスライスしていきます。




スライスし切れない部分は包丁で切ります。
スライスしたものを少しずつずらして重ね、細く切ってください。




フードプロセッサーの千切り機能の付いたものをお持ちの方は便利なので使ってみてください。

切った人参は、塩をふって15-30分くらいしたら搾り、ドレッシングで和えます。


前回紹介したドレッシングの、オレンジドレッシングをあわせました。
とてもよく合います。


☆オレンジ/柑橘ドレッシング☆
⚫︎オレンジ※柑橘系フルーツ    1/2個
⚫︎バルサミコ酢※ほかの酢でも可    大さじ1
⚫︎オリーブオイル※ほかの油でも可   大さじ3
⚫︎塩 小さじ1/2
⚫︎胡椒 適宜
⚫︎ハーブ 生なら刻んで大さじ1
           ドライなら小さじ1

※お好みで、マスタードやはちみつ小さじ1(このドレッシング全量に対する量です)、クミン ひとふり、レーズン適宜を加えても美味しいです。

このドレッシング全量の場合、人参は300〜400gくらいが目安です。味を見ながら足してください。
塩をして絞るときにふりかける塩の量は人参の2%くらい、この分量だと小さじ1〜1、5程度が目安です。


基本のフレンチドレッシングを合わせても美味しく出来ます。




皮剥き器利用のキャロット・ラペ。↓

包丁で切ったもの。↓

チーズおろしでおろしたもの。↓


食感も違いますがそれぞれ美味しいです。

お弁当にも入れられますし、おつまみにしたり、付け合わせに活躍しますよ。








是非作ってみてください。

動画でわかりやすく☆

それではまた♪


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ドレッシング3種【保存版】手づくりで簡単に

2021-07-15 13:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。


今回は、ドレッシング3種のレシピの紹介です。
便利で美味しいので、是非作ってみてくださいね。

1️⃣基本のフレンチドレッシング
植物油 大さじ3
白ワインビネガー(お持ちの酢でOK)
塩 小さじ1/3〜1/2
胡椒(好みで) 適宜

【作り方】
①酢と塩をよく混ぜ、油を2回に分けて加えながら混ぜる。混ぜながら少しずつ油を加えてもOK。


②白っぽくなったら好みで胡椒をふり出来上がり。




2️⃣クリーミーオニオンドレッシング

植物油 大さじ3
シードルビネガー 大さじ1
(ほかの酢でも可)
マヨネーズ 大さじ1
マスタード(無くても可)小さじ1
玉ねぎ 1/4個(30〜40g)
にんにく 1/2片
塩 小さじ1/3〜1/2
胡椒 適宜
ハーブ 生なら刻んで大1
    ドライなら小さじ1位

※味が決まるまで、塩はひとつまみくらい最初に入れて後で調節するのをお勧めします。

①ブレンダー用の容器に酢と塩を混ぜる




②マスタード(無くても可)、玉ねぎ、にんにく、マヨネーズを加えブレンダーで混ぜる。




③ブレンダーを外し、胡椒とハーブを加え混ぜて出来上がり。






※ハンドブレンダーやフードプロセッサーがなければ、おろし金などで玉ねぎ、ニンニクを擦り、材料に混ぜればOKです☆

あっさりした野菜サラダにコクが出ます。

●マヨネーズの作り方記事


●ドライハーブ作り方記事

シードルビネガー

3️⃣オレンジ(柑橘)ドレッシング

オレンジ(柑橘系フルーツ)    1/2個
バルサミコ酢(ほかの酢でも可)    大さじ1
オリーブオイル(ほかの油でも可)   大さじ3
塩 小さじ1/2
胡椒 適宜
ハーブ 生なら刻んで大さじ1
           ドライなら小さじ1位

①オレンジを搾り酢と塩と合わせ混ぜる。






②混ぜながらオリーブオイルを少しずつ加える。
(2回に分けて入れ混ぜても可)




③胡椒、ハーブを加え混ぜ、出来上がり。





こちらはバルサミコでは無くシードルビネガーで作ったもの↓


オレンジ色が綺麗に出ます。


フルーツやナッツ入りサラダ、キャロットラペなどに合います。

オレンジ以外にもレモン、グレープフルーツ、みかん、ゆず、伊予柑、ライムなどいろいろ使えます。

バルサミコビネガー↓

これらのドレッシングで、お手持ちの材料を組み合わせて、いろいろなオリジナルのサラダを是非作ってみてくださいね☆

動画でわかりやすく。

https://youtu.be/ohbfDY5O7GQ


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【ポーチドエッグ】簡単にキレイに/基本編&レンジで時短編

2021-07-13 16:20:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、ポーチドエッグの作り方を紹介します。
基本的なものですが、茹で卵や目玉焼きほど作られていないですし、案外きれいに作るのは難しいイメージがあるかもしれません。

コツがわかると自分で特に手を加える事なく出来てしまうし、油も使わないし、便利な卵料理です。

フランスではサラダやスープなど、いろいろな料理に添えられます。

基本の、鍋で作るやり方と、時短の電子レンジを使って作るやり方を紹介します。

⚫︎基本編
小さめの鍋
卵 一個
水 500ml (cc)
酢 大さじ1.5〜2

作り方
①鍋に水を入れて沸かす

②酢を加えまぜながら渦を作る






③渦の中心に卵を入れる




④2分半から3分半ゆでる。




⑤穴あきレードルなどで取り出し、冷たい水に取る。






⑥余熱が取れたら取り出し完成。





フルール・ド・セル-fleur de sel と、胡椒のみで、とても美味しいです。


茹でている間はあまりいじるとかえって崩れます。
基本は放っておきます。


★酢は、速く熱が通って、卵白が散らばるのを防ぐ役割があるそうです。
レモン汁でもいいです。

穴あきレードル

耐熱のカップ
ラップ
卵 一個
150〜200ml (cc)
酢 大さじ半分~一杯

作り方
①耐熱のカップに水を入れる
(計らなくてもいいので卵がしっかり被るようにしてください。ある程度多めの方がいいです。)

②大さじ半分〜1杯の酢を入れ混ぜ、卵を落とす。




③ラップをして穴を数カ所開ける。




④レンジで1分〜1分半加熱。
(レンジによって違いが結構あるので、少なめにして様子を見る方が良い)




⑤取り出して水にさっと通し、余熱を取り出来上がり。





食パンやパン・ド・カンパーニュなどのトーストに乗せてタルティーヌにしたり、麺類にも合います。

耐熱計量カップ


こちらは殻付きで中とろとろの卵料理
ウッフ・ア・ラ・コック


動画でわかりやすく☆


それではまた♪


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蕎麦粉のガレット-ブルターニュ風塩味のクレープ

2021-07-04 13:07:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
こんにちは。

今回は、前回のクレープに続き、子供達から塩味のクレープも食べたいと言われて、そのまま作った蕎麦粉のクレープレシピを紹介します。

お店を経営していた頃、これは通常出してはいなかったのですが、街のイベントなどで、市役所から頼まれて、スタンドを出してクレープリー(クレープ屋)を何回かやっていて、そのとき夫が作っていました。(食事用と甘いのと両方)

毎回一日中お客さんが大行列で、夫は2度とクレープ作りたく無いと言ってました…。

私も一日中クレープに何キロもヌテラを塗っていて手が痛くなっていましたが…😓


蕎麦粉のクレープは、ガレット•ブルトンヌとかガレット•サラザン(蕎麦粉)クレープ•サレ(塩味)などと呼ばれます。

ガレット•ブルトンヌは、サブレ(クッキー系焼き菓子)の方と混同される事も多いです。


この塩味のクレープは、13世紀にはブルターニュで作られていたという説や、16世紀からという説を見つけました。

いずれにしても、相当歴史が長いですね。

このレシピでは、粉は蕎麦粉100%でグルテンが無く、焼いてもすぐひび割れたり崩れやすいので、卵を入れ、扱いやすくなっています。
卵無しでももちろん出来ます。

小麦粉を何割か入れてもいいです。
麺のお蕎麦も十割だと扱いにくいですし…。

でも蕎麦粉の味が濃くて美味しいですけどね。


塩はゲランド産の粗塩を使っています。
出来るだけ未精製の粗塩や自然塩を使ってください。
塩だけで味をつけるので重要です。



ゲランド産粗塩 gros sel 
楽天↓
 

 ブルターニュやノルマンディーのリンゴのお酒、シードルがとても合います。
良かったら試してみてください。

シードル 



【クレープ生地】全量でクレープ15枚くらい(目安)

  全量        半量
蕎麦粉 330g               165g
水         750ml(cc)        375ml(cc)
塩   10g                  5g
卵   1個                   0.5個

※半量レシピの際卵を半分残してもしょうがないので😅1個入れても大丈夫です。


【卵無し生地レシピ】
    全量      半量
蕎麦粉 330g             165g
水         710ml(cc)      335ml(cc)
塩   10g                5g


作り方
①蕎麦粉に粗塩をよく混ぜ込む。


②水を1/3程度注ぎ混ぜる。


③塊になってしまうが、出来る限り混ぜ、また残りの水の半分くらいを注ぎ混ぜる。

④ゆっくりでいいので底からしっかり力を入れて混ぜる。

⑤残りの水を入れて混ぜ、滑らかになったら、卵を入れて混ぜる。

⑥しばらく生地を休ませる。
(最低1時間、理想は2時間以上)

⑦ハムは切っておく。

⑧クレープパンかフライパンを中火で温め、バターか植物油を塗る。

⑨生地を流し入れ行き渡らせる。
焼き方は前回のクレープ記事も見てね。

⑩片面焼いている時点で具を乗せていく。
ます卵を割り入れ、白身を軽くかき混ぜるように広げ、塩胡椒する。

⑪卵の周りにおろしチーズハムを置く

⑫端4箇所を折り畳む。

⑬取り出して完成。



動画でわかりやすく紹介しています。


タプナード【グリーンオリーブ編】植物性のみ/ パスタソースも作れます☆

2021-06-25 18:48:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
こんにちは。

今回は、タプナード第2弾、グリーンオリーブのレシピを紹介します。

植物性のみで、ヴィーガンもOKです。
やや軽めの口当たりで、ブラックオリーブのタプナードとはだいぶ違います。

グリーンオリーブのタプナード

【材料】
グリーンオリーブ 180~200g
松の実(アーモンドでも代用出来ます)
40g
オリーブオイル 100ml
にんにく 1~2片
塩 ひとつまみ




今回はハンドブレンダーを使っています。
フードプロセッサーやミキサーでもOK。

ブレンダーなら、なるべく深めの付属容器などを使ってください。
結構飛び散ります。
絵的によく見えるようにボールでやったら、松の実が顔に当たりました…💧

ブレンダー等で、材料全部を粘りが出ないよう、時々止めながら切り混ぜます。







今回は、パン・ド・カンパーニュに付けてみました。





タプナードを使って、パスタソースもおすすめです。

ブラックオリーブのタプナードとトマトピューレ(トマトソースでOK)で作ったソース。
ピューレ3:タプナード2の割合






グリーンオリーブのタプナードと生クリームを半々くらいで合わせたソース。





どちらも塩胡椒で味を調節してください。

焼いた肉や魚にかけても美味しいですよ♪



グリーンオリーブとブラックオリーブは種類が違うのでは無く、成熟度の違いです。
 グリーンオリーブは、規格のサイズに達したらすぐに、そして色の変化が始まる前に、早く摘み取られます。 グリーンオリーブの収穫は通常8月から10月の間に行われます。 ブラックオリーブの場合、収穫は地域によっては12月末まで続くそう。

 グリーンオリーブはブラックオリーブよりもカロリーが少なく(炭水化物の含有量の違い)、ブラックオリーブはオリーブオイルを作るためのものでもあります。
ただブラックオリーブはグリーンオリーブよりも鉄、セレン、マグネシウムの量が多いとのことです。

これらの中間の紫色のオリーブもあります。



塩は今回もフルール・ド・セル-fleur de sel (塩の花)を使いました。
普通の自然塩で十分ですが、繊細で美味しい塩なので参考まで。日本でも買えますね。

フルール・ド・セル

こちらでも紹介
ブログ記事


パスタソースに入れたドライのチャイブはこちらの記事に作り方載せてます。

種抜き、グリーンオリーブ(参考)


動画でわかりやすく☆


それではまた。


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ブラックオリーブのタプナード

2021-06-24 17:27:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
こんにちは。

今回はブラックオリーブのタプナードの作り方を紹介します。
南仏のオリーブのペースト。
定番アペリティフ(食前のおつまみ)です。




タプナードは、1880年、マルセイユの古い港の近くで、メイニエ(Meunier)という料理人によって初めて作られたという事で、今もプロヴァンス地方の名物であり、フランス全土で人気です。

オリーブには、黒と緑がありますが、今回はブラックオリーブで作ります。
一般的にレシピにも違いがあります。


【材料】
ブラックオリーブ 180~200g
アンチョビ 30g
ケーパー 30g
オリーブオイル 100ml
にんにく 1かけ
塩 適宜

【作り方】
①フードプロセッサーやミキサーに全ての材料をいれます。


②時々止めつつできるだけゆっくり目に回してペースト状にします。
やり過ぎて、クリーム状にならないようにして下さい。






ブラックオリーブ
参考


アンチョビは缶詰めのものを使いました。
日本でも缶詰めなら手に入りやすいですね。

参考

ケーパーは、タルタルソース記事でも使っています。もし購入したら是非両方作って活用し切ってください(笑)。タルタルソースの作り方記事

参考


カンパーニュ系のスライスに塗ったり、バゲットを小さく切って塗ったりして、アペリティフにどうぞ。




塩はフルール・ド・セル-fleur de sel (塩の花)を使いました。
ウッフ・ア・ラ・コックの記事で、紹介しています。
オリーブ、アンチョビに塩気があるので塩は入れなくてもいいのですが、入れる場合は、ほんの少し自然塩を加えます。


動画でわかりやすく☆


肉や魚のソースにしたりパスタに合わせても♡

次回は、グリーンオリーブのタプナードを作ります。
植物性のみで作る風味のかなり違うタイプです♪


ではまた☆

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フランスのじゃがいものグラタン/グラタン・ドーフィノワ

2021-06-22 19:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさん、こんにちは。

今回は、グラタン・ドーフィノワという、フランスのじゃがいものグラタンを紹介します。
付け合わせに大定番のグラタンです。

グラタンドーフィノワは、1788年7月12日(フランス革命の前夜)に、ドーフィネ(フランス南東部のかつての州、州都はグルノーブル)のギャップ市の市役所で提供された夕食の際に初めて出されたという、伝統のある料理です。

でも作り方はシンプルで簡単です。
それぞれの家庭でいろいろな作り方をしていますが、真のグラタン・ドーフィノワは、チーズも入らず、ソースも作らずオーブン等でゆっくり火を入れていきます。

生クリームがなければ牛乳だけでOK。

材料
じゃがいも 大3~4個 400g位
牛乳 200~300ml(cc)
生クリーム 100ml(cc)
バター 30g
にんにく 1〜2かけ
塩 小さじ 1位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜

【作り方】
①じゃがいもの皮を剥き、3mm程度にスライスします。




②グラタン皿などにバターを塗り、じゃがいもを並べていきます。





③重なってもいいので隙間なく並んだら、塩胡椒ナツメグ、にんにくスライス数個を置きます。




④牛乳生クリームをじゃがいもが、かぶる程度に注ぎます。




⑤じゃがいも、塩胡椒、ナツメグ、にんにく(最初の段だけでも可)牛乳、生クリーム…と同じ工程で重ねます。




⑥また⑤を繰り返します。

⑦上にバターを置き、170~180度のオーブンで一時間ほど焼きます。






※表面の焼き色がつきすぎたら、アルミ箔などで蓋をするか温度を下げてください。

マフィン型などでいくつか作り、冷凍しておき、レンジで解凍して一人分の付け合わせや、お弁当に入れたりすると、便利です。

★切ったじゃがいもは水にさらしたり洗ったりしないでください。
澱粉が溶け出るとソースのつなぎの役割が出来なくなってしまいます。
ホワイトソースの小麦粉の代わりの役目をするのです。



動画でもわかりやすく紹介しています。


ではまた次回に☆


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仔牛のブランケット【フランスのクリームシチュー】作りやすいレシピ

2021-06-20 22:30:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
こんにちは。

今回は、仔牛のブランケットの紹介です。
仔牛肉のクリーム煮(クリームシチュー)です。
日本の一般的なクリームシチューとはかなり味わいが違います。
レモンが効いて、ハーブ(ブーケガルニ)やクローブ(チョウジ)が風味を増しています。
ブーケガルニは別動画でわかりやすく作り方を紹介しています。

⚫︎ブーケガルニの作り方
ブログ記事↓

動画↓

材料が手に入りにくい場合は、粉末のタイム、ローリエの派を一枚入れるだけでも大丈夫です。

⚫︎タイム↓




クローブ(チョウジ)もスーパー等になければ、ネットでも買えます。

⚫︎クローブ↓


仔牛のブランケット
【材料】

仔牛肉 300〜400g(肩肉、ばら肉など)
人参 1〜2本
ネギの白い部分 1本 70〜80g
セロリ 1〜2本 50g
マッシュルーム 150〜200g
レモン汁 大さじ1〜2
ブイヨン 1キューブ
白ワイン 1/2カップ
ブーケガルニ 1
玉ねぎ1 + クローブ 3〜4粒
小麦粉 20g
バター(ソース用 20g、野菜・マッシュルーム用10gずつ)
生クリーム 1/2カップ (100cc)
塩、胡椒 適宜

作り方
① 仔牛肉は切ってサッと下茹でする。





② にんじん、ネギ、セロリは小さく切る(輪切り、小口切り)






③ 玉ねぎ丸ごとにクローブを刺す


④ ①②をバター10gで炒める


⑤ マッシュルームをバター10gとレモン汁で、別に炒め、出しておく。


⑥ ④に、クローブを刺した玉ねぎとブーケガルニ、ブイヨンキューブ、白ワインを加え、水を具材が被るくらいに入れ、1時間から一時間半煮込み、ブーケガルニ、クローブ付き玉ねぎを取り出す。 


⑦ 別鍋にバター20gを溶かし、小麦粉を入れホイッパーで混ぜながら少しずつ肉と野菜の煮汁を加えソースにする。ホワイトソースと同じ要領で作ります。




⑧途中煮汁代わりに生クリームを加える。良く混ぜてソースが完成。


⑨ ⑧を肉野菜が入っている鍋に加え、さらにしばらく煮て出来上がり。






パンにもごはんにも合います。
フランス人も、良くお米を炊いて合わせています。

マッシュルームがたくさん入るのがポイント。
生の方がいいですが、缶詰のでもOKです。
しめじなどでも美味しいと思います。

セロリは無くても可。
生クリームは、サワークリーム(クレーム・フレッシュ)や牛乳で代用できます。

仔牛肉以外に、鶏肉で作っても美味しいです。
ぜひ作ってみてくださいね。



それではまた☆

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タルタルソース/ 簡単だけど本格派を手作り☆

2021-06-19 14:58:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
こんにちは。

今回は簡単ですぐ出来るけど本格的な味、タルタルソースの作り方を紹介します。

日本では、卵入りのリッチなタイプが主流ですが、フランスでは、ゆで卵は入って無い方が多いです。

両方をご紹介しますね。
ゆで卵無しの方はよりソース感が強いです。
フライドポテト、ジャガイモのガレットなどに付けても美味しいですよ。

ハーブはドライでもOK

ドライハーブ↓

マヨネーズは、自家製マスタード入りを使いました。
自家製プレーンタイプや、市販品を利用の際はお好みでマスタード小さじ1ほど加えると大人味に。

コルニッションやケーパーは、割と手に入りやすいと思いますが、ネットでも購入出来ますし、いろいろな料理に使えるので便利です。


 
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

成城石井 コルニッション ピクルス 370g
価格:323円(税込、送料別) (2021/7/5時点)


コルニッションは、フランスのポテサラ、ピエモンテーズに使ったものと同じです。

ケーパー(参考)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

SO ケッパー(酢漬け)100g(固形量60g)
価格:394円(税込、送料別) (2021/7/5時点)


【材料】
玉ねぎ 1/4個分
マヨネーズ 150g
ケーパー(ケッパー) 大さじ1分
コルニッション 4-6個
パセリ 大さじ1〜2杯分
     (ドライの場合は小さじ1くらい)
塩、胡椒 適宜
好みでマスタード 小さじ1

※卵入りにする場合 
ゆで卵 1個

【作り方】

①玉ねぎ、ケーパー、コルニッション、パセリ、ゆで卵(入れる場合)をみじん切りにする。


②マヨネーズ、塩、胡椒、好みでマスタードと一緒に混ぜる。


↑こちらはゆで卵入り

ゆで卵無し↓



マヨネーズも簡単に作れます♪

クックパッド/レシピ


【タルタルソースの由来】

タタール人(Tatars)に起因する説を多く見つけました。
タタール人とは、ユーラシアの草原に住む多様な民族で、ロシア系が多く、19世紀に、ロシアの貴族に雇われていたフランス人シェフ達が、マヨネーズをベースに、魚の好きなロシア貴族に作ったソースがタルタルソースの起源という説が多いです。

これまたいろいろ歴史がありますね…。



いつもの料理に変化を加えて新たな味に♪




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