La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

シュー生地 & シューケット

2021-11-04 19:35:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。


今回は、シュー生地 -pâte à choux の作り方の紹介とその生地でシューケット -chouquettes を作ります。

シュー生地は、ほとんど甘くなく、材料少なく気軽に作れて、お菓子にも料理にも使える生地なので、覚えておくと便利です。

シューケットはフランスの定番おやつ。大人も子供も大好きです。中に何も入れず、パールシュガー(あられ糖)をふりかけて焼いてあります。
パールシュガーはワッフルなどにかかっている粒の大きい砂糖です。


シュー生地 pâte à choux 

【材料】
無塩バター 90g
水(または牛乳) 200cc(ml)
※もしくは水+粉乳poudre de lait 20g
卵 180g(目安は卵3〜5個位)
小麦粉 120g
塩 2g (自然塩で小さじ1/2位)
砂糖 3~4g (小さじ1位)

※粉乳を使う場合は小麦粉と一緒に入れてください。

【作り方】
①卵を溶いて計っておきます。

②鍋にバター、水(または牛乳)、塩、砂糖を入れ沸騰してくるまで熱し、さっと混ぜます。(中火程度)




③鍋を火からおろし、小麦粉を一度に加え、混ぜます。


④よく混ざったら再び火にかけ、熱しながら混ぜます。
(鍋肌からスッと剥がれる感じになるまで)


⑤また火からおろし、混ぜながら少しずつ卵を加えていきます。しっかり混ざれば生地は完成。



続いてこの生地でシューケットを作ります。

シューケット
【材料】
シュー生地の材料 
卵黄 適宜
パールシュガー(あられ糖) 適宜

【作り方】
①絞り袋に口金(直径1〜1.5cm位のもの)をつけ、生地を入れます。


②天板に油を塗るかクッキングシートなどを敷き、口金部分をクルッと回すようにして絞っていきます。
(シュークリーム用などより小さく、直径3cm程度目安)




③指に水をつけ、飛び出たところをならしたりして形を整えます。


④表面に卵黄を塗ります。


⑤パールシュガーsucre perlé/sucre en grain を振り掛けます。


200度くらいに熱したオーブンで
30分位焼きます。最初15分位200度、その後175〜180度
くらいに下げて15分位焼くといいです。(オーブンや、分量により違いがあるので途中でよくみながら調節してください。)


出来上がり♪



⚫︎パールシュガー、ワッフルシュガー、あられ糖


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★絞り袋を使って、ラングドシャ

絞り袋が無ければポリ袋で代用出来ます。口金も無し。
微妙な形は取りづらいけど出来ますので、道具がなくてもやってみてください。


そこにマチの無いタイプを使ってね。
詳しくは動画でも説明しているのでよろしければどうぞ。(4:20秒辺りから)※下の方に動画貼ってあります。


シュー生地(パータシュー)は16世紀にカトリーヌ
・ド・メディシスに仕えていたポペリーニという
イタリア人の料理人により偶然発明されました。

その後少しずつ変化をしながら、時を経て、
アントナン・カレーム(1784-1833)という
フランス人パティシエにより現在のような
シュー生地が完成されました。

難しそうなイメージもありますが、気軽に
作れるので、是非作ってみてくださいね。


動画でわかりやすく☆


いつもありがとうございます。


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