La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

いつものクレープ/ フランス人パティシエの夫が遺したレシピ

2021-07-01 18:30:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。

今回は、シンプルですぐ作れる、基本のクレープの作り方を紹介します。

このレシピはお店をやっていた頃のもので、毎日作るので、シンプルで覚えやすく、増減しても計算しやすくかつ美味しいレシピという事で夫が作っていったものです。

オレンジフラワーウォーターで香り付けをしていますが、無くてももちろんOKです。

あとは普段使っているようなものばかりだと思うので、気軽に作ってみてくださいね。

基本のクレープ

卵 2
砂糖(グラニュー糖や上白糖) 50g
牛乳 250cc
薄力粉 150g
バター20g
オレンジの花水(オレンジフラワーウォーター)-eau de fleur d’oranger 
小さじ1~大さじ1くらいの範囲で(無くても可)


⚫︎オレンジフラワーウォーター
参考


オレンジフラワーウォーターは、「ビターオレンジ」としても知られるサワーオレンジから抽出されます。 東南アジア原産のこの木は、十字軍の時代に徐々に地中海沿岸に入ってきました。 その栽培はスペイン、シチリア島、サルデーニャ島で発展しており、南フランス全体で現在も香水や料理の分野で使用されています。

その名前が示すように、果物はそのまま食べてもあまり美味しくなく、砂糖漬けまたはマーマレードで使用されますが、花は素晴らしい香りを放ちます。オレンジフラワーウォーターは花のつぼみの水蒸気蒸留から作られます。

夫は、彼の祖母がいつもこれを入れてクレープを焼いていたので、これが入ってないものは彼にとってはクレープじゃないとのことで…💦

私もそれが美味しく感じます。
とてもいい香りです。

作り方
① 卵を割り、砂糖と混ぜる




② 牛乳を少し足し混ぜ、小麦粉を少しずつ加え混ぜる




③ 種(生地)が重くなって来たら牛乳をさらに少し足し、混ぜる。

④ 小麦粉を全て加えて混ぜ、残りの牛乳も加えて混ぜる。

⑤ オレンジフラワーウォーター(有れば)、溶かしバターを加え、混ぜる。







⑥ 冷蔵庫で30分以上休ませる。

⑦ フライパンかクレープパンを中火で温めバターか植物油を塗る。

⑧ 種を少しずつ流し入れ、フライパンを傾けながら全体に広げる。





⑨ 表面がぷつぷつし裏が焼けたらひっくり返し、少し焼いて取り出す。









動画内でクレープに塗っていたもの。
⚫︎ヌテラ




クレープヌテラを待って並んでいる子供たちにお客さんのマダムが、子ども達は、ヌテラから生まれたのよ…。と言っていました。
それくらいみんな好きなんですよね…😅







こちらもクレープには定番です。
私はヨーグルトに入れるのも好きです。

今回は娘の友達が遊びに来ていてクレープをおやつに焼いたのですが、彼は「クレープ・オ・シュークル!」(砂糖掛けクレープ)でした。

お砂糖を振りかけるだけですが、みんなすごくこれをやります。

動画でわかりやすく☆



みなさんもぜひ作ってみてください♪

それではまた。

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