La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

クレーム・アングレーズ- Crème Anglaise

2021-10-13 22:22:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。

今回は、お菓子の仕上げに使ったり、添える用のソースとして、またいろいろなお菓子のベースにも使われる、クレーム・アングレーズを紹介します。
アングレーズソース、カスタードソースなどとも呼ばれ、ソース状のクリームです。

前回のチョコレートパウンドケーキにもよく合うので、よろしければ両方一緒に作ってみてくださいね。

クレーム・アングレーズ
Crème anglaise 

【材料】
牛乳 250ml (cc)
卵黄 2個分
砂糖 40g
バニラの鞘 1/2本分またはバニラビーンズ 小さじ1/4〜1/2位、もしくはバニラエッセンス 数滴分

【作り方】
①牛乳にバニラビーンズ(バニラの鞘付きなら4分の1本分、種を掻き出して鞘も牛乳の中に入れる)か、バニラエッセンス数滴分をいれる。

② ①を弱火から弱中火で沸騰直前まで温める。


③ ボールに卵黄、砂糖を入れて白っぽくなるまでホイッパー(泡立て器で)混ぜる。



④ ③に②を少しずつ注ぎながら混ぜる。


⑤ 牛乳を温めた鍋に④を戻し、スパチュラやヘラなどで混ぜながら弱火で温めていきます。


⑥ 料理用温度計があれば82〜83度まで温めます。無ければ湯気が立ち始める頃を目安に火を止めます。



 手を止めず混ぜ続けていると突然生地の感触がモッタリとした感じになる瞬間が来るのでその時に止めます。
何度かやっているとわかります。85度以上になると卵黄に火が入りポロポロして来てしまうので注意。そのギリギリのところを見つけて日からおろさないといけません…。

⑦氷水を張ったボールに別のボールを入れそこにクリームを注ぎ、冷やして余熱が入らない様にします。かき混ぜていると早く冷めます。冷めれば出来上がり。





ケーク・オ・ショコラ

フロマージュ・ブランのケーキ


パソワール(片手ざる/ストレーナー)

スパチュラ/ヘラ(耐熱)

◯料理用温度計


クレーム・アングレーズのクレームは、
クリームのこと。アングレーズは『英国の、英国風の』という意味があります。

16世紀にイギリスの王宮に初めて登場した
クリームで、それが名前の由来のようです。

英国のカスタードソースは固形的で
温めて提供されることが多いですが、
フランスで発達したクレーム・アングレーズはバニラがたっぷりでサラサラで、冷たくして食されます。


前回の記事のケーク・オ・ショコラ(チョコレートのパウンドケーキ)や、フォンダン・オ・ショコラ、ガトー・オ・ショコラなど、チョコレート系のお菓子にとても合います。





繊細でコツが入りますが、すぐにサッと作れて、とても美味しいです。


動画でわかりやすく☆

それではまた。

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