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【写真】石田芳夫先生の指導碁
A≫修業時代に使っていた教材
師匠の木谷実先生の ご自宅(木谷道場)にあった打碁集は一通り勉強しました。打碁集以外の教材も。
B≫勉強の仕方
(ア)囲碁よりも学業最優先
木谷道場は囲碁の修業専門__と思われている人が多いと思いますが、実際には違います。
「学校の勉強や宿題を終わらせてから、囲碁の勉強」
これが木谷道場の教育方針でした。
(イ)囲碁の勉強は3時間以内
ですが当時は、小学生や中学生の遊びたい盛り。草野球や他のゲームもやりたかった。
だから囲碁の勉強は『1日3時間以内』と決めて、集中して勉強しました。意味の無い勉強をダラダラ続けるよりも、短時間で効率的な勉強をした方が良い結果が出るだろうと思って。
C≫アマチュアへのアドバイス
詰碁の勉強は『1問3分以内』
アマの皆さんが囲碁の勉強をされる時に意識して欲しいのは、〈得意分野〉と〈苦手分野〉について。
例えば詰碁が苦手な人の場合には、
「自力で3分以内に正解が分かる問題」
を選んで取り組んで下さい。
正解が出せるまでに3分以上かかる問題は、レベルが高すぎます。難しい問題ばかりをやった結果、〈囲碁や詰碁の勉強が嫌いに〉なってしまっては、元も子もないですから。
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