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【写真】謝依旻先生
A≫修業時代に使っていた教材
院生時代の勉強は〈詰碁〉と〈実戦対局〉がメインで、棋譜並べはあまりやっていませんでした。それでもやっていたのは……
(ア)院生時代
『韓国囲碁年鑑』を読んで、海外のトッププロの碁を勉強しました。
B≫勉強の仕方
(ア)現代碁のジレンマ
強くなる為には、棋譜並べは大事__と言う自覚は、院生時代にもありました。
しかし私がプロを目指していた時代には、世界トップクラスのプロが中国や韓国から次々と誕生。その為に、タイトルホルダーの視点で考えても、レベルの高い棋譜が、数えきれない位に公開されています。
その為に(私に限らず)現在のプロや院生の多くが、
「どのプロが打った、どんな棋譜を調べれば、プロとして強くなれるのか?」
の取捨選択に悩んでしまうのです。
(イ)女流タイトル時代
加藤正夫先生の打碁集で棋譜並べ。
女流はタイトルホルダーとして、また日本代表として戦って行くために、
「加藤先生の碁を勉強すれば、自分の可能性を広げられるかな?」
と思って。