CDTV ライブ!ライブ!の特番を僕はPCに向かって聞き流し、相方は立ち上がって体操しながらノリノリで見ていたのですが。TVに「ano」が出た時に動きが止まりフリーズ。次に「新しい学校のリーダーズ」の時には若干前のめりになって「この人たちは何?」って感じでTVを凝視。まぁ、わからないでもないけど。
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「ユーミン乾杯!!」が届いたので、とりあえず初CD化の「今だから」をいつものヘッドフォンで聞いてみた。アナログシングルレコードやFMでエアチェックした音源しか聴いてなかったので、今回のリマスターも相まってさらに綺麗に聞こえる。
キーボードとアレンジに坂本龍一、ギターは高中正義、ドラムは高橋幸宏、ベースが後藤次利という演奏陣も豪華。そこにこの三人のヴォーカルが乗るとどういう化学反応が起こるのだろう?って当時は思ったものですが、当時も、実は今もそうなんですけど、この曲を聴く度になんか緊張するんですよね。リラックスできない。
アレンジは教授ですが完全なテクノという訳ではなく、力強いドラム、唸るようなギター、跳ねるベースで割とハードな曲調。当然ボーカルもシャウトする場面もあり、え?この三人が集まってこういうアプローチなのかー、と当時は思ったものです。決して「今だから」に対する批判じゃなくて、三人のボーカルがもっと生きる楽曲があるような気がして。
なので「今だから」のAnother Versionの方がしっくり来るのだけど、これはこれで物足りない感じはするなぁ。当時は今でいうコラボなんて相当珍しい事で、もっと「Kissin' Christmas」みたいにどこかに遊びを入れた方が楽しい曲になると思うんですよね。多分「今だから」って、本当に真面目にガチで作られた曲で、これは聴く側も正座して聴かなきゃいかん、って気分になる。
因みに1985年に開催された「国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW」のイベントで作られた曲ですが、このイベントが凄くてね、詳しくはググってもらった方が話は早いので割愛しますが。今で言うとフェスなんでしょうけど、もうこのクラスのメンバーが集まってライブをする事は無いだろうなぁ。
このライブのダイジェスト版が各ラジオ局で放送されたのだけど、1時間番組でダイジェストすぎて楽しめなかった記憶が。特に個人的には「はっぴいえんど」の再結成がグッと来たのだけど、自分、15歳ではっぴいえんど聴いていたっけ?それはともかく。これが礎となって方向性は全然違うけど「MERRY X’MAS SHOW」にも繋がったりするのかなーとも個人的に思う訳で。
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