本日休日。ラジコプレミアムで達郎さんのサンソンを。予定していた音源が入手できないとのことで急遽「極私的 高橋幸宏 追悼」でしたが。もう、欲しいCDが増えてしまったよ。で、先ほど鮎川誠氏の逝去のニュースが。レジェンドの皆さんが次々と逝かれるのはそれだけ僕も年をとったという事か。
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昨晩、関ジャムの「2022年のマイベスト10曲 後半戦」をリアタイ。前半戦も含めて毎回そうなんですけど知らない人多いなぁ。それだけ一般的なヒット曲を避けて選曲しているような気もするのだけど。選者に負担のかかる「マイベスト」じゃなくて、「2022年の音楽的動向総括」とした方が正々堂々としていいのではないかと。
K-POP推しの方がいらしゃいまして。K-POPって楽曲もダンスもヒットさせるべく作られた音楽なので聴きやすいのは当然だけど、個人的にどうもなぁ、と思うのは日本の市場を狙って日本語バージョンでリリースするところ。ずっと以前から母国語で勝負できないもんかね?と思うし、今だったら母国語でも売れる気がするんだけど。今回の関ジャムでは検証VTRに母国語Ver使っていて新鮮でした。「K-POPについて・・」と司会から質問された蔦谷好位置さんの『俺に聞くなよ』という一瞬の間と表情が面白かったな。
にしてもなぁ。昨今の良い音楽の条件ってTikTokでバズらなきゃいかんのかいな。聞く側がアプリやネットで音楽を共有できる環境、サブスクで様々な音楽をいつでも聴ける環境があってのものだと思うけど。若手ミュージシャンが音楽を発表できる場が増え手軽に発信できる分、今回ランクインした楽曲って相当淘汰されたものなんだろうと思うし、結局は音楽的理論と音楽的センスを持っていないと勝負できないというのは昔と変わらないのかな。
考え方古いのは承知の上ですけど。個人的にはね、無料で聴ける媒体やサブスクで聴く範囲で満足しているなら本当にその曲やミュージシャンが好き!って言えないと思うんですよね。少なくても有料でDL、できるならパッケージ化したものを購入した方がそのミュージシャンに対して利益になるだろうし次につながるような気もするけど。まぁ、新しい時代に入って収入に関してはいろいろあるのかな。今の若い人って古今東西新旧洋邦いろんな曲が聞こうと思えば手軽に聴ける状況があるって幸せかも。ユーザーが初めて聞いた時点でその人にとっては新曲だしね。そんな曲を吸収して作る若い方の音楽がどんどん出てくるのは楽しみですなぁ。