忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

ダンボール製ドールハウス(シルベニアファミリー風)製作奮闘記

2017-09-10 | 趣味

 

 

 正月に帰省した次男に頼まれて、愛娘が夢中になっているシルベニアファミリー
セットサイズのミニチュア家具(いす、テーブル、ソファーなど)を手作りして5月
ごろ送った。

大変喜んでいるとの便りに気をよくして、それではドールハウスを作ってみようと
考えたのはほとんど同じころ。
孫娘が持っているのは「赤い屋根の大きなお家」ということなので
「緑の丘のすてきなお家」モデルで作ることにした。

主材料はダンボール。手早くでき、うまくできれば次は厚手のベニア材に作り変える
つもりでいた。(ただし窓や手摺、梯子類は木製。)

しかし思いのほか時間がかかり、5月から4ヶ月以上経過してようやく完成した。
外枠の作成は早かったのだが、開閉ドアをどう作ろうかと思案して突っかかって
しまったのが大きな原因の一つ。

それもミニの蝶番づくりが難航した。というより2個作ったところで、実際に取り付ける
ことを考え考えしているうちに全く手につかなくなってしまったのである。実際の蝶番は
木ネジで留めてあるが、見合ったミニサイズの木ネジなど手に入らないのは自明のこと。
おまけに開閉戸が6枚(2階、出窓)もあり、蝶番はそれぞれに2ケづつ……ということは
全部で12ケ要るということになる。考えるだけで億劫になる。


ミニ蝶番(一階の出入り口に使用)

そのまま放置して1ヶ月以上経過したあと、製本用の粘着テープで代用したらどうかと
閃いた。布引の粘着テープなので折り曲げにも強い。義母が遺したテープが大量にある。

そこで一挙に作業が進みようやく完成を見た。

ダンボール製なので正直なところ見た目の安っぽさ感は否めない。でも結構頑丈だし、
何といっても軽い。560grしかなく片手で簡単に移動できるところがいい。


(後記)先月のお盆に孫娘が遊びに来た。現在は着せ替え人形の方に興味が移っていると
聞いていたが、まだ製作途中だったにもかかわらず結構気に入って作り溜めていたミニチュア
家具を入れたり出したりして遊んでくれたので安心した。

次は冷蔵庫、キッチンセットをと所望されたが冷蔵庫なんてどう作っていいものやら。
ジイは悩ましい。


二階出入り口ドア


出窓




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