忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

100¥ショップ目覚し時計の分解~警報ブザーの部品取り

2012-06-14 | 電子工作
 「ピ、ピ、ピッ、ピ、ピ、ピッ、・・・・」と断続的に鳴る電子警報音
を出すのは結構面倒な回路が必要だ。
何かいい方法がないかと思案していたところ目覚し時計があるではないか。
今、目覚し時計は¥100ショップでが安く手に入る。
忍びないが、部品取りに新品を分解した。



目覚し時計
 一応、ライト付き。頭のボタンを押すとムギ球が点灯し文字盤を照らす
ようになっている。


分解1(表)
 透明アクリルのカバーグラスははめこんであるだけなのでマイナスドラ
イバでグラスの上下あるいは左右をすこしづつ引き出して外す。
時分秒、およびアラームセットの針を外す。



分解2(裏)
 ネジ2本を緩め裏のカバーを開けると本体が出てくる。
 本体もネジで止めてあるのでこのネジを取ると本体が外れる。
 本体の外に押しボタンスイッチとむぎ球がついている。
 ただしコードは粘着止め。


本体の分解
 四辺をノッチ付きストッパーを外し本体カバーを開ける。
 細かいプラスチック製歯車が多数見える。
 1秒周期でパルス信号がコイルに流れて、コイルの先の磁石付きの歯車
が一定角回転し針を動かす仕組みになっている。


基盤取り出し
 歯車を外し、コイルも要らないので切り離す。
 右下の部品が基盤。
 アラーム端子をマイナス極と短絡させると警報がなる。



 これだけの部品で構成されている。
Seikoが水晶式腕時計を世界に先駆けて実用化した時45万円。乗用車以上
の値段だったそうだ。これが今やたったの¥105。おそるべし技術革新。
おそるべしMade in China。そして大量のゴミも・・・。





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