このところ小雪が舞う寒い日が続いている。
先週は週間天気予報で晴れマークが出たのは一日だけということがあった。
温暖な当地ではほとんど経験したことがない。
そんな寒い日が続くなか今年もフキノトウの季節がやってきた。
庭に生えている蕗の根元にフキノトウが顔を覗かしはじめ収穫の時期となった。
大小10数個。
早速油で揚げて春の香りを満喫。ほろ苦い香りがまたいい。
フキノトウと言えば、大きくなるまで北の雪国の産物とばかり思っていた。
そして山菜の一つ。つまり山に入らないと取れないものと。
フキノトウが蕗の若芽であり、南国の一部でもある当地でも生えるし、山に入らなくても
採れるということを知ったのは恥ずかしながらつい最近のことである。
子供のころに口にした経験がないが、それは暖かいゆえに冬でも野菜に困る
ことがなかったせいだろうかと思う。あるいは料理が面倒だからかも知れない。
10数年前、北海道の釧路に出張した帰り、釧路駅付近の歩道脇にフキノトウが
群生して驚いたことを思い出す。懐かしい思い出のひとつである。
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