忙中閑話

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韓国の蛮行 ~ 盗難仏像の返還差し止め(2)

2013-03-03 | 随想
今回の盗難仏像返還差し止めの事件は朝鮮人の非常識さをまたまた浮き彫りにした。

今でも鮮明に思い出されるのは、ソウルオリンピックのボクシング会場での出来事。自国の選手の負けの判定に対し、激高したコーチがレフェリーに暴力を振るい、終いには会場の照明を落として真っ暗にしてしまったのだ。これは世界中に中継されており朝鮮人の愚かさを全世界にさらした。これは特別なケースではない。似た例を時々目にする。

今回の件についても、「朝鮮から盗まれた(かもしれない)もの➡だから盗み返して当然」の論理。しかも、盗まれたという確たる証拠もない。というより、朝鮮の歴史を振り返れば宗教弾圧によって多くの寺院が廃寺を余儀なくされており、これによって仏像も多くが遺棄されたという可能性の方がはるかに高い。これに対し対馬では600年もの間門徒達によって大事に扱われてきたという。

倭寇が盗んだというがそもそも李氏朝鮮は長い間鎖国政策を採り中国以外の外国人を入国させなかったはずではなかったか。

だいたいが思い込みが激しく、自分達の都合の悪いことは正視せずに言い訳して問題をすりかえる。一歩下げって周囲を見渡し、多元的な情報をもとに冷静で的確な判断をすることができないようだ。

竹島や慰安婦の問題で日本の歴史認識をとやかく言う。しかし、本当の歴史認識は彼らのほうにこそ必要なのである。

彼らは、日本が朝鮮を勝手に占領し併合して植民地化した、朝鮮は被害者だと言う。しかしそれは表層的なことで歴史的な背景を全く見ていない。以前にも書いたと思うが、当時、朝鮮の宗主国であった中国・清の力が衰え、不凍港を求めて南下政策をとっていたロシアが朝鮮半島を虎視眈々と狙っていた。既に満州はロシアの勢力圏に入っており、遼東半島の大蓮はロシアの租借地となっていた。

日本がロシアの更なる勢力拡大を阻止しようとして勃発したのが日露戦争であり、もしこの日露戦争に日本が勝っていなかったら、朝鮮半島はロシアに占領され今頃はロシア語が公用語になっていた可能性が高い。半島への出兵は日本の防衛戦略上当然のことであった。

また植民地とはもともと労働力としての人的資源や天然資源および物産などの搾取かあるいは自国製品の市場の確保といった両方の意味合いがあるのだが、当時朝鮮半島はその価値すらなかった。日本自身もそれほど工業化が進んでおらず売り込むだけの工業製品がなかったと言う事情もある。

そもそも占領されてありがたがる民族はもちろんいないが、占領されるには占領されるだけの理由がある。それは自己努力が足りなかった結果なのだ。
朝鮮は長い間中国と言うご婦人のスカート裾の中に隠れ安穏と暮らし、自己研鑽に努めなかった。日本では平安時代に破綻した律令体制が李氏朝鮮を通して100年前まで永続した。それに科挙制度。これはいわば儒教の司法試験であり、過去の文献の何ページの何行目にどんなことが書いてあるかそんなつまらぬ知識を問うもの。科学技術や芸能はないがしろにされ、というより卑賤のものとして蔑まれてきた。これでは技術や技能は発達しない。
韓国の農機具は驚くほど種類が少ないと言う。しかし日本では村の鍛冶屋が発達し農作業の形態に会わせて工夫を重ねた結果数え切れないほど多くの種類の農機具がある。これを見ても民族の程度がわかろうというもの。

日本が占領した当時、朝鮮人の識字率は低く字が読める人が極めて少なかった。日本の寺子屋のような私学制度がなかったせいだが、日韓併合以降学校を建て教育制度を確立させたのは実は日本なのである。また、彼らが現在当たり前として使うハングルも当時は下卑なるものとして殆ど使う人がいなかったのを合理的な文字として普及させたのも日本である。
科挙制度の中では漢字が読める人が唯一の知識人なのだからハングルが疎まれるのも当然の成り行きである。

さる日本の歴史作家が朝鮮民族について「歴史的にみてよく生きながらえることができたと思える不思議な民族」と表現している。日本の歴史の源流の一つとして朝鮮を調べれば調べるほど理解不能に陥ったのだろう。


思えば話はたかが半島製の仏像の一件であった。写真で見る限り、年代こそ経てはいるがそれほどできのいい仏像には思えない。対馬の先人達の思いや祈りが詰まっていることを考えると忍びないがわざわざ半島で作られた仏像を大事に拝むこともないだろうとも思う。





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