今日は、市内に2件の納品予定です。
1件は車で5分ほどです。
やっぱり近いのはいいです。
先日、表替をしていたら、古い表は中継ぎの表でした。
画像ではよく分かりませんが、短い(60センチから70センチ)の藺草で織っています。
一見しただけではよく分かりません。
畳の幅以下の短い藺草は、捨てていたのを、この中継ぎ技法が発明されてから、使用できるようになり、畳表の生産量が増えたと聞いた事があります。
今朝は、広島市内に畳を納品してきました。
㈱坂田工務店さんの新築物件です。
チルチン仕様なので、無農薬栽培の稲藁を使った藁床と、やはり同じく、無農薬栽培の藺草で織られた畳表を使用しました。
畳縁は、茶色の綿縁です。
広島市内でも北部の白木町なので、室内には薪ストーブが設置してありました。
煙突が見えています。
今日は、6畳間の裏返しです。
20年ほど前に新築されたお宅で、今回が始めての裏返しになります。
使われている畳表は、お客さんの話では、近くにお住まいの河野さんの備後表で、麻の2本芯でした。
他に、座敷の8畳間と6畳間の続きの部屋は、とても綺麗な色に変わっていました。
こちらの部屋は、普段は使う事も少なく、もうしばらくは、畳工事は必要ないようです。
佐々井商店さんという、畳の材料問屋さんがあります。
数年前から、通信販売を開始されました。
カタログから選んで、、必要な数量だけの材料、例えば、畳表とか、畳縁とかをFAXで注文します。
そうすると、2.3日の内には宅配便で送られてきます。
弊社でも、とても重宝しています。
注文のFAXを送ると、最近は、「注文受け付けました」と直ぐに、FAXが来るようになりました。
これは、とても安心します。
特に、必要な数量だけ注文する場合は、急ぐ場合が多いです。
もし何らかのミスで、FAXが届いていなかったら無駄な時間がかかるからです。
今日の予定は、見積りが1件と、納品が1件です。
見積りのお客様は、表替の予定ですが、畳表はお客様からの支給です。
作業は明日にしてくださいと、言われています。
明日が大安だからだそうです。
畳の仕事で、大安とかの日を気にされる方はほとんどおられないので、今回は珍しいです。