最後の食事が餅なしお雑煮とお屠蘇となりました。
2020年を15時間だけ過ごし永い人生を終えられました。
「最近老衰はとても珍しいですよ」と斎場の方のお言葉。
享年95歳 大往生です。
箸が転んでもおかしい年頃が戦争で
自称「お嬢様」ですが
「学校へ行く前にお使いに行かなきゃならず・・」など
ポロポロと零れる昔話に
お嬢様への憧れを滲ませた人生でした。
ここ数カ月 呪文のように「ありがとう」と「ごめんね」を
繰り返す様子に
なんとなく私の中に覚悟が芽生えていて
人の人生の最後に寄り添うとは
フルマラソンとか登山とか床拭きとか・・
ドМの夏子さんが大好物な「達成感」はどこにもなく
ただ「暇」になりました。
ここ数年の介護の事よりも
元気だった頃 時に「頭に血が上る」程怒鳴り合った事が ただただ懐かしい
あっちでお爺ちゃんに会えるといいね。
本当に本当に お疲れ様でした
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