樹齢100年をも越すといわれている枝垂れ紅梅は、樹高6m幹回り1m程だという。
さも古木然としたその姿は、横に大きく伸ばした枝ぶりに貫禄さえ浮かべている。
さすがに歳のせいなのか上のほうの花つきが、弱まっているがこれは仕方がない。
子株の樹齢60年の木は、住宅の玄関脇にあり今まさに壮年期の勢いを見せている。
見物に訪れた方も見事ですねと、口々に褒めたたえてあった。
ひとしきりシャターを押した後、150円のヨモギ餅をほおばりながらお茶をいただいた。
青空だったせいもあるが、曇天の灰色の空が続くなか久々に気持ちも晴れた。
それほどメジャーでなく大挙して見物人が訪れることはないのだろうが、ひっそり咲く淡いピンク色の花は必見の価値がある。