ガタオリンピックではいろんな競技が考案されている。毎年同じ競技が行われているかというとそうでもない。
潮が引いている間に、競技をおこなわなければならないという、時間的制約もあり毎年工夫されていることが分かる。
その中でもガタチャリは、観客からも大きな歓声が上がる人気種目である。
潮が引いたガタに並べられた20m程の狭い板の上を、自転車で走りゴールを目指すというものである。
この自転車ブレーキが取り外されていて、板を踏み外してガタに突っ込むことなくゴールしてもそこにはガタが待っているのである。
途中で落ちることなくゴールして、ガタに見事にダイブすれば観客から大きな拍手がわく。
レンズを通して見るのは、やはりガタに突っ込む寸前のパフォーマー達の表情である。
周りでそれを見守る関係者の表情もまた面白い。